大切な人たちに、時空を超えて自分の想いを遺し未来に伝えたい。データで確実に届けられる「メッセージバンク」サービスの開発ストーリー
未来に自分の想いを託すことができる「メッセージバンク」
株式会社ONEONは2011年に創業し、海外商品の輸入販売やスマートフォン保護フィルムなどを量販店で全国販売を始め、2012年には日本初のYouTuberプロダクションを設立し、数多いYouTuberを育成しました。
2019年からは、IT事業に参入し、プログラムを開発・運営するなど多種多様なビジネスを展開している中、この度、自分の想いを時空を超え未来に残し伝えるサービスを始めました。
このサービスである「メッセージバンク」とは、伝えたい想いや伝言・思い出の写真や動画をクラウド上に保存し、そのデータの送信先・送信日付を設定することで、大切な人に伝えたい日に送ることができます。
「エンディングノート」や「メモリー(タイムカプセル)」として、様々な想いを確実に大切な人に届けられるサービスです。
●遺言書の有無を家族に確実に伝えたい
●いざというときの訃報を知らせる連絡リストを送信しておきたい
●亡くなる前の最後の想いをビデオメッセージで届けたい
●自分がもういないであろう10年後の孫の成人式にメッセージを送りたい
●子どもの成長記録を毎年実家の父母に送りたい
●子どもが成人したタイミングで幼いころの写真と親からの手紙を送りたい
などなど...
メッセージバンクは、未来に自分の想いを託すことができるサービスです。
きっかけは、「もう一度お父さんの声を聴きたい」という声だった。故人の想いを確実に遺す方法を模索し、WEB上に記録を遺すサービスを立案する。
2022年初夏に、弊社代表取締役の長兄が2年間の闘病を経て67歳で亡くなりました。
その故人は昭和生まれの田舎育ちで頑固者でした。終活に関しても無頓着な方でしたが、亡くなる3ヶ月前からエンディングノートを書き始めました。
エンディングノートには、「財産」「保険証」「家族に伝えること」「亡くなった後に連絡する親戚・知り合い」などを何ページにも渡って書いてありました。
亡くなる1ヶ月前は力尽きて書く力もなく、声も途切れ途切れで喋ることも大変でした。記載できないことや伝えたいことを家族が直接聞き書き留めました。
葬式を終え家族が集まったところで、故人の娘が「もう一度お父さんの声を聴きたい」と...
弊社代表取締役は、長兄の死と立ち向かうことで、何を未来に残したいか?何を伝えたいのか?痛感しました。
その後、終活に関して、ネットで検索をしながら、終活とは、どのようにやるのか? どうすれば遺族に確実に伝えられるのか?を模索しました。
エンディングノートは昔からあります。最近では死後に花などを遺族に送れるサービスもあります。ですが、WEB上に記録を残し未来に伝えるサービスは、どこを探してもありませんでした。
そこで、社会の必要性を感じ、弊社の新事業として今回のサービスを考案し企画するに至りました。
本人がカテゴリーを設定できるようにして、幅広い世代層で活用できるような設計を始めた。
終活は50代から始めると最近は言われています。では、どのように設計すれば、年配の方でも使いやすくできるのか?
終活をメインにするのか?「終活をする方」「思い出を残し伝える方」「毎日の記録を残し未来に伝えたい方」「何かイベントをしたい方」など、その本人の状況または環境に合わせて設計を変え、活用方法や使い方を変えれば、幅広い世代層が活用できるのではないだろうか?
エンディングノートは、設定されているカテゴリーに合わせて記録を残します。それを本人の環境に合わせて本人自身がカテゴリーを設定した方が、その人独自のエンディングノートになり、記録にもなるのではないだろうか?
試行錯誤を繰り返し、テキスト、写真、動画、音声などデータの種類を設定し、エンディングノートのように財産・相続・保険証・思い出・伝言など...
カテゴリーは本人が設定できるようにして、そのカテゴリーに各種データを分類し保存できるようにすることで、使いやすく幅広い世代層で活用できるようなプログラムになるだろうということで設計が始まりました。
デジタル社会のニーズを担う新たな終活文化となるよう想いを込め、企画から15ヶ月を経て完成
環境に合わせて活用できるサービスとして設計し、デジタルが発展した現代だからこそ、テキスト・写真・動画・音声などのデータをインターネット上に保存し、確実に届けられるサービスは、社会ニーズに担う新たな終活文化の1つになり得るかもしれない...そのような想いで企画制作を始め、15ヶ月を経て完成しました。
➊家族や友人などに大切な思い出や伝えたいことをインターネット上にデータ保存
➋時空を超えて未来につなぐため、保存したデータを設定した日付に自動配信
メッセージバンクは、時空を超えて大切な思い出や伝えたいことを未来につなぐサービスです。
メッセージバンクは、環境に合わせてあらゆる便利な機能があります。
遠い未来に自分の想いを残すというとエンディングノートのような手書きのものを連想しがちですが、メッセージバンクは、デジタルが発展した現代だからこそ、データ・写真・動画・音声という形でより確実に届けられるサービスです。
また、パソコン、スマートフォンの操作が難しい方でも簡単に操作ができるように設定されており、且つ、テキストの記入が出来なくても、生の声を伝えられる「音声メッセージ」の機能もあり、あらゆる環境を想定して機能を設定したサービスです。
大切なデータを安全に守るための対策として、独自決済フローを導入
大切なデータを守るために大手サーバー会社2社と契約し、更に別途の保管システムで安全に保管できるように設定しました。
また、会員様に万が一のことが起きた時にもデータを失わないために2段階のメッセージバンク独自決済フローで安心安全に保管できるシステムを構築しました。
これにより、会員様が設定した家族や友人が、重要なデータを継承できるため、安心してデータを預けることができます。
オリジナルのカテゴリーを設定できる「ブライダル・子育て世代」「青春時代」向けのサービスも展開
メッセージバンクは、終活をメインに想定して企画開発が始まりました。さらに、友だちとの思い出、幸せな新生活、子育て記録など希望に満ちた日々の想いや記録を残し未来に伝えることもできるのでは、との考えに至りました。
そこで、終活のサービスを活用し、本人の環境に合わせてカテゴリーを設定することで、ブライダル・子育て世代、青春世代に「タイムカプセル」として楽しく幸せな思い出(メモリー)を残し友人や子供に伝えられるプログラムも開発するに至りました。
このような過程を経て、メッセージバンクは、「終活世代」向けのLPと「ブライダル・子育て世代」「青春世代」向けのLPを制作し、あらゆる世代に対応できるようになりました。
業者向けサービス「BtoBプログラム」導入で更なるサービス普及を目指す
メッセージバンクのサービスを普及させるにはどうすれば良いだろうか?漠然に広告を出しても単なるサービスとして埋もれてしまう。どのようなサービスでも、普及させるには難しいかと思います。
そこで、各業者様が「顧客様のニーズに答えられる営業ツール」として活用できるBtoBプログラムを導入しました。
メッセージバンクは、保険と同様に、将来の万が一に備えて利用できるサービスであるため、保険代理店様・終活活動をしている各団体様などの営業ツールとしても活用できます。
このような業者様は、顧客様と対面で会話をされているかと思います。保険の説明または終活の説明などをする際に、サービスの一つとして活用することで営業のサービスも広がります。
他にも、病院・クリニック、商工会議所などのほか、中学校や高校などで10年後に伝えるタイムカプルの代用としても利用していただくことで、あらゆる世代、あらゆる環境で活用できればと願い日々奮闘しています。
また、昨年6月からSEO対策として、終活に関するコラムをネット上に掲載しており、既に60コラムほど掲載されており、かなり上位に上がって来ています。中でも「終活 60代」で検索すると上位に表示されるようになりました。1月からは各種雑誌に広告、SNS、ネット広告と広報を行っております。更に終活専門誌の取材も受け、特集が2月号に掲載されます。
このように、あらゆる媒体で広報戦略を立て、幅広く普及できるように活動をしています。
安心・安全な生活ができる環境づくりに貢献したい。メッセージバンクのこれからの想い。
核家族化が進む中、「もっと家族を想い合う社会になることを願い、望む」、また「悩み、不安、ストレスなどが無い人生を送れることが、人生において幸福を感じること」という信念から今回のサービスを開発しました。
行政でも福祉に力を注いでいます。終活・出産・子育て・教育など社会的に活動が盛んになっています。年配の方向けのインターネット教育も普及しています。
メッセージバンクのサービスが、安心・安全に生活ができる環境作りに微力ながらも助力できれば、という思いで活動を続けております。
■株式会社ONEON
■メッセージバンク 終活
URL:https://messagebank.co.jp/top/lp/shukatsu.html
■メッセージバンク メモリー
URL:https://messagebank.co.jp/top/lp/memory.html
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