『髪の再生　-トルコ植毛への旅』

今世界的に注目を集めている「トルコ植毛」。

今回の舞台はこのトルコと日本。

今回NaturalChangeでは、薄毛に悩む方の生の声をお届けするため、

脚本なしのドキュメンタリーを制作することになった。

この企画に応募してくれた薄毛に悩む一般男性35歳独身、田中 雅也さんを１年半ほどかけて追う。

インタビュアーは弊社の新人スタッフ桜井 裕子。

彼の人生がどう変わっていくか、もしくは変わらないのか、新人スタッフの素直な感想と共にありのままをお伝えしたい。

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出演者

桜井　裕子 （NaturalChange　インタビュアー）

田中　雅也 （仮名　35歳独身男性）

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＜目次＞

第1部: "告白"

第2部: "日本で髪活への挑戦"

第3部: "トルコへの旅"

第4部: "手術の舞台裏"

第5部: "新しい自分"

エピローグ

第1部: "告白"

初めての顔合わせとなる本日、私自身もインタビュアーとして初めての仕事となる。

どれだけ気持ちに寄り添って、本人の真意に迫れるか…

頭の中で質問内容をシュミレーションしながら緊張していると、もっと緊張した面持ちの田中さんが部屋に入ってきて、思わず吹き出してしまう。

お互いに笑いあい、場の雰囲気が少し和んだ。

話をしているうちに薄毛がもたらした葛藤、心の内を語ってくれ、田中さんの悩みの深さを知る。

彼の「失った自信や人間関係の変化」をともに振り返る。

桜井：「単刀直入ですが、いつ頃から薄毛が気になっていますか？」

田中：「いつから…長いですね。

昔から気にはなっていたんですが、ここ数年は特に気になっています。

たぶん家系的な要因もあって…父も祖父も全員ハゲなんです（苦笑）」

桜井：「そうなのですね。それはなんだかプレッシャーですね…。」

田中：「そうなんです。

若いころからいつか親父みたくハゲるんじゃないかという恐怖感がありましたね。

年齢と共に実際にどんどんおでこが禿げ上がってくるのを日々実感していて…

地肌が目立ちはじめて、姉からも「けっこう…頭きてるね？」と言われるようになり、気にしていました。

仕事上、座っていることが多いので、どうしても立っている人と話していると視線が頭の上に向いているのが気になってしまいます。」

桜井：「親類の言葉はストレートで厳しいですね。それは気にしてしまいますね。」

田中：「最近は人と会っても頭ばかり見られている気がして、被害妄想なのかもしれませんが、人と会う事自体がだんだんと億劫になってしまいました。

引きこもり生活ですよね。

学生時代はもう少し交友関係があったのですが…」

桜井：「それはなんだか寂しいですね…。

田中さん今日の服装も清潔感があって、そんな風には正直見えませんが。」

田中：「今日はインタビューなので頑張りました（笑）

普段は人目につきたくなくてあまり出かけないので、会社と自宅の往復生活です。

特にこれといった趣味もないし、なんだか言葉にするとつまらない毎日ですね。

やっぱり…変わりたいです。」

桜井：「田中さん素直なお気持ちを話して頂きありがとうございます。

一度きりの人生、やらないで後悔するよりもやって後悔した方がいい。

というのが私の座右の銘です。

今回の企画も勇気をもってご応募いただいたと思いますので、全力でサポートさせて頂きます！」

第2部: "日本で髪活への挑戦"

前回のインタビュー後、田中さんは国内で薄毛治療に初めて挑戦したという。

AGA（男性型脱毛症）クリニックでの無料カウンセリングに行き、専門家のアドバイスを受けつつ治療を行ったと聞いている。

成果を確認するため半年ほど期間が空いたが、果たしてどれが本当に効果的だったのか、競合としても個人的にも結果にとても興味があるので、お会いできるのが楽しみだ。

桜井：「お久しぶりです。前回お会いしてから半年ほど経ちますが、心境の変化はありますか？」

田中：「お久しぶりです！あの後すぐにAGAクリニックに行き、無料カウンセリングを受けて、治療を始めました。

自分だけだとなんだか尻込みしてしまって、正直この企画がなければ、クリニックの予約すらできなかったと思います。

前回のインタビューで桜井さんにも背中を押して頂きました。

ひとつ自分のために行動を起こせたことで、少し自信が持てたような気がします。

ありがとうございます。」

桜井：「とんでもないです。でもそれは本当に良かったです！

表情も前回より明るく成られましたね！

クリニックでは、実際にどんなことをしたのですか？」

田中：「AGA薬の服用を始めました。

経過観察と薬をもらうために定期的に通院しています。

今服用しているのは、フィナステリドとミノキシジルです。

フィナステリドはAGAの進行を抑制する薬だそうで、発毛を促すミノキシジルを併用することで、守りと攻めの両方でAGAの治療を進めるとお医者さんから勧められました。」

桜井：「なるほど。やはり一番気になるのは効果ですが、どうですか？」

田中：「最初の数カ月は全く効果も感じられず正直半信半疑でしたよ。

最近少しですが、産毛が生え始めて毛も以前より太くなってきたことを実感しています。今ちょうど通院してから６ヶ月くらいです。

ただ著しい変化ではないので、人目にはあまり変わらないかもしれません。（笑）」

桜井：「効果が実感できるのは嬉しいですね！！」

田中：「そうなんです。希望が少し見えてきました！

ただデメリットというか、気になるのは、毎回通院するのが面倒なのと、効果が出るのにかなり時間がかかる点ですね。

やらないよりはやった方がもちろん良いと実感していますが、これを続けたからと言って結局髪がフサフサになるわけではないのかなと思います。」

桜井：「そうなのですね。AGA薬の効果は人によってもまちまちですが、実際に治療を半年続けてみて、薄毛の根本解決には至らないという感想でしょうか？」

田中：「そうですね。でもAGA薬を飲まなかったらもっと薄毛が進行していたと思うので、これからも投薬自体は続けたいと思っています。

ただ欲もでてきたのも正直な気持ちで、もっと髪を増やしたいですね。」

桜井：「それは大きな心境の変化ですね。

何か試してみたいことはあるのでしょうか？」

田中：「かつらは絶対にやりたくないし…

植毛が気になっているのですが、何百万円もするようなので、正直手が出せません。」

桜井：「では植毛をしてみたいけれど、値段的に渋ってしまうという事ですね？」

田中：「そうですね。あとはやはり体にメスを入れるのは怖いし勇気がいりますね。医療手術ですから。」

桜井：「では技術的にも安心でお値段も優しい植毛が、海外でできるのであればどうでしょう？」

田中：「海外ですか…その条件はとても魅力的ですが、言葉の壁とか、そもそも海外どうやって行っていいかわかりません。

恥ずかしながら私パスポート持っていないんですよ。（苦笑）」

第3部: "トルコへの旅"

海外渡航に対して不安の大きかった田中さんだが、トルコ植毛の可能性を知り興味が湧いてきたと言って頂けた。

百聞は一見に如かずという事で、弊社のトルコクリニックに無料招待させて頂くことになった。

この時点では、現地で植毛しない前提で現地を訪れて頂き、もしも気が変わった場合はその対応も可能という条件での渡航となった。

プレッシャーを感じることなく、ありのまま感じたままのお話を聞きたいというのが弊社の狙いである。

一般のお客様同様に、渡航前の準備から全てサポートさせて頂いたが、果たして田中さんが現地に着いて、どう感じているのか。

桜井：「今回は初のZoomでのインタビューとなりました。

今ちょうどトルコにいらっしゃるんですよね？」

田中：「はい。初めての海外でまだ少し緊張しています。パスポートの取得から、航空券の選び方、旅行の荷造りリストまでサポート頂きありがとうございました。

お陰様で無事到着できました。」

桜井：「とんでもございません。初めての海外渡航はいかがでしたか？」

田中：「まずイスタンブール空港に着いて、次に何をしてどこに進めばいいのか

頂いたしおりに全て書いてあったので安心しました。

無事迎えに来たトルコ人ドライバーと会う事ができて、ホテルチェックイン時も、簡単な英語のやりとりなんかをして、「俺意外とイケる！」と思いました。（笑）」

桜井：「素晴らしいですね。世界が広がりますね！」

田中：「あとびっくりしたのは、空港や街中で植毛直後みたいな人が

普通に頭丸出しで歩いていて、それもけっこうな人数を見かけました。」

桜井：「確かにトルコではよく見かける風景ですね。

トルコの保健省は、「植毛＆医療ツーリズム」を促進していて、植毛ビジネスに対して、減税、医療機器やデジタルマーケティング等様々な費用補填をしています。

さらに、トルコは欧米よりも人件費やクリニックの賃料がかなり安いため、医療費用を抑えて提供できます。

それらが功を奏し、全世界から126万人が医療サービスを受けるためにトルコを訪れたそうです。（2022年トルコ保健省関連機関USHAŞ調べ）」

田中：「植毛先進国トルコというのは、そういう事なんですね!

あと海外の人は勝手に怖いイメージがありましたが、トルコの人は話してみると、とてもフレンドリーで、日本人だと言うと好意的に接してくれて嬉しかったです。

目の前の景色や匂いが日本とは全く違い、価値観や風習も異なりますし、全てが新鮮で、その中で初めて感じる思いがあったり、新しい自分を発見している気がします。」

桜井：「トルコは親日国としても有名ですよね。日本ではできなかった経験ですね！

今日は実際にクリニックへも足を運ばれたのですよね？」

田中：「大きな総合病院の中にあり、少しびっくりしました。

植毛手術は安全な手術と言われているけど、万が一の時に緊急医療を迅速に受けられるため、と説明を受けて納得しました。

設備も清潔感があってなんだか安心しました。」

桜井：「トルコの法令では、総合病院、または総合病院に併設した施設内で植毛手術を行うことが義務付けられているそうです。

Natural Changeの提携クリニックは、トルコ有数の総合病院の中に併設され、法令順守はもちろん、医療設備も万全です。」

田中：「そういう法律があるんですね！

クリニックでは手術を受ける患者さんもたくさんいて、通訳さんを介して、僕と同じように海外から来たヨーロッパの方と少しお話したのですが、

「やはり不安もあるけれど、髪が生えた自分を想像するととても楽しみ。」

と緊張した笑顔で話してくれたのが印象的でした。」

第4部: "手術の舞台裏"

現地では植毛手術の舞台裏に潜入していただいた。

専門家による手術の過程や技術の進歩、そして患者の期待と不安を目の前に田中さんはどう感じるのか？

桜井：「実際の植毛まで立ち会ったのですか？」

田中：「手術室はさすがに衛生上の理由で入れてもらえませんでしたが、ちゃんとしているなあと、逆にそれは安心しました。

手術を見るのはちょっと怖いですし。（苦笑）

採血やヘアライン決め、あと剃髪なんかも患者さん本人の了承を得て、同行させて頂きました。」

桜井：「何が印象的でしたか？」

田中：「ヘアライン決めがけっこう時間をかけていて、びっくりしました！

NaturalChangeのスタッフさんとテレビ電話も繋いで細かく確認していました。」

桜井：「そうだったんですね。確かにこれはNaturalChangeだけのサービスかもしれません。」

田中：「あの雰囲気でドクターに「このヘアラインがいいですよ。」と言われたら、

何が正解かわからない自分は「はい、ではお願いします。」で終わってしまうと思うんですね。

実際の患者さんもドクターに言われるがまま「ではこのヘアラインで」という雰囲気だったのですが、テレビ電話をつないだ後に、NaturalChangeの日本人スタッフさんの指示でいろんな角度を確認しながら「右が少し下がっていると思うので、きちんと平行にしてください。」「希望しているのはゆるやかなM字なのに、少し直線すぎます。」と的確に指摘していて、ドクターがそれをきちんと修正していて、これは安心できると思いました。」

桜井：「当然ご本人が一番緊張されていますからね。

事前にご本人とオンライン面談でヘアラインを決めた日本人スタッフが、客観的にプロの視点で当日もドクターに確認する事で、よりお客様の希望に寄り添ったヘアラインができると弊社では考えています。」

田中：「通訳の佐藤さんもとても親身になって患者さんに寄り添っていたのが、とても印象的でした。トルコ語全くわからないので、日本語話せる人が隣にいるだけでも安心するなと。

あっ！でも、ドクターもナースもユニフォームのせいか、あまり医療従事者といった感じがなくて、スタッフ同士の談笑も多かったのもある意味印象的でした。

手術を受けているという重たい感じはなくて、もっとカジュアルな感じでしたね。

私は異国の経験として前向きに捉えられましたが、気になる人は気になるかもしれません。」

桜井：「率直なご感想ありがとうございます。

確かにそうかもしれませんね。（苦笑）」

田中：「総じて私は、思いのほか安心しました。

実は一つお伝えしたい事があって…

せっかくここまで来たので、私も植毛を受ける事に決めました！」

桜井：「本当ですか？！」

びっくりして声が裏返ってしまった。

納得してその決断をして頂けたことが伺えて、ホッとした。

早速ドクターの日程を確認し、翌日の施術が決まった。

第5部: "新しい自分"

トルコ渡航から既に１０ヶ月が経とうとしている。

他のスタッフから田中さんの術後の経過は良好と話には聞いていたが、あえて術後チェックの写真は見ないようにし、実際にお会いできるこの日を楽しみにしていた。

桜井：「お久しぶりです。

トルコで植毛されてから10ヶ月経ちましたが、いかがですか？

なんだかだいぶ印象が変わりましたね？」

田中：「そうですか？そう言って頂けて嬉しいです。

髪もかなり生えてきて、こないだ美容室で、初めて前髪を上げたスタイルに挑戦したんですよ。鏡を見るのが楽しくて、自然と笑顔になってしまう日々です。」

桜井：「とてもお似合いです！

こう言ってしまうと失礼かもしれませんが、以前はこう猫背で伏し目がちの印象でしたが、背筋もシャキッとして自信が漲っていますね。」

田中：「確かに以前はいつも下を向いていたので、そう思われても仕方ないと思います。（笑）

頭への人目が気にならなくなって、いろんなしがらみから解放された気分です。

運動して汗をかいても頭皮が目立つのが気ににならないので、実は最近からスポーツジムで筋トレを始めました。試しに行ってみたらハマってしまい、肉体改造中です！」

桜井：「なんだか違う人と話しているようで、見た目だけではなく、心境の変化に私が驚いています。イキイキしていますよね！

逆に植毛された直後はどうでしたか？」

田中：「植毛して２ヶ月ほどで一度植毛した毛が全て抜ける時期があるのですが、あの時が一番つらかったですね。

でもNaturalChangeさんのLINE定期健診で経過写真を送って相談したところ、「順調な経過ですので、ご安心ください。」との返信をもらって安心できました。

あの時は辛かったけど、今思うと一時的なことなので、これからもずっと髪型を楽しめると思うと本当にトルコ植毛して良かったと思っています。

むしろもっと早くやれば良かったというのが正直な気持ちですね。」

桜井：「そのお声を聞けてとても嬉しいです。」

田中：「実は最近彼女もできたんです…」

桜井：「おめでとうございます！

以前は結婚はあまり興味がないとおっしゃっていましたよね？」

田中：「そうなんですよ。彼女となら結婚もありかなと今は思っています。（照笑）

以前は人目を気にして引きこもりがちでしたので、当然出会いもなかったのですが、トルコで外国の方とコミュニケーションできたことも大きな自信になって、新しい場所へ出向く事の楽しさを知りました。

今人生が大きく良い方向に動き出した気がします。」

エピローグ:

１年以上をかけて田中さんの変化を追っていたが、誰かの人生の前向きな変化に関われたことに喜びを感じた。センシティブなトピックで友人に気軽にお勧めし難いサービスではあるが、これからも必要とするお客様のサポートをしていきたいと胸が熱くなった。

田中さんが最後に万篇の笑みで言ってくれたこの言葉に尽きる。

田中：「トルコ植毛は私にとって新しい人生の始まりでした。」

このドキュメンタリーは、一般の男性が薄毛に悩むリアルな姿を描きながら、

トルコ植毛を通じて人生にどれほどの変化がもたらされるかを、弊社スタッフの視点で追いかけたものです。

本物語を通して、薄毛に悩む多くの人々に希望と勇気を与えらえれればと願っています。

※この物語は事実を元にしたフィクションです。

■NaturalChange　ホームページ■

　https://naturalchange.jp/

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