クラウドファンディングから見えた、現代人の睡眠ニーズ: FLYYPODマインドスリープマスクの成功の裏側
株式会社AFREVIは、「確かな製品を必要とする人へ届ける」というテーマのもと、2016年の創業以来、社会が必要としていることを探求し、必要なものを提供し続けてきました。
特に、クラウドファンディングを通じて大成功を収めた「FLYYPODマインドスリープマスク」は、私たちの取り組みの中でも際立っています。
なぜこの製品を日本市場に広めることになったのか、その動機と裏話を、取締役社長兼FLYYPOD Japan担当者の高良基也氏へのインタビューを通じてお伝えします。
クラウドファンディング立ち上げのきっかけは自らの「寝ようとすると思考が動いて眠れない」経験からだった
FLYYPODを日本市場へ投入するきっかけとなったのは、実は私自身の経験からです。
2020年頃、コロナ禍ということもあり日々、現代に何が必要かを模索していました。
その模索する日々のなかで、私自身が「深く思考できない」と「眠りにつけない」という二重の問題に直面しました。
深く考えようとするほど頭にモヤがかかったように、集中できなくなり、さらにはベッドに入っても思考が止まらずに眠れない。数ヶ月にわたるこの状態を調べると、明らかに「情報過多による脳疲労」が原因でした。
「情報過多による脳疲労」―これは、現代人の多くが抱える共通の悩みであると感じました
情報過多とは、脳が処理しきれないほどの情報に常時さらされ続けることで疲弊してしまう状態を指します。
現代の私たちは、スマートフォンの普及により、1日に受け取る情報量は江戸時代の1年分ともいわれるほど、膨大な情報量に接していると言われています。
PCやスマートフォンから絶えず情報にさらされる現代社会では、多くの人々が、メモリ不足の状態で働きつづけ、私自身と同様に苦しんでいると確信しました。
”眠り方自体がわからない”から対処ができない
脳疲労を改善するには、睡眠の質を改善し、しっかりと休むこと。などが薦められています。しかし、眠り方自体がわからなければ改善のしようがありません。
長期間、この問題に悩み続けた私ですが、解決の糸口となったのが「FLYYPODマインドスリープマスク」です。
”FLYYPODマインドスリープマスク”を使い、これだ!と確信。国内販売に向けてクラウドファンディング実施へ
入眠問題が解決したのは、あるきっかけで出逢った「マインドスリープマスク」です。ほのかに遠赤外線を放出する特殊な素材が使用されています。
寝ようとするほど、雑念で眠れなくなるノイズ思考を、装着するだけでクリアにする。その結果、スッと自然な睡眠へ導くという現代人の入眠問題に応えた製品です。
誰もが最初はアイマスクと変わらない見た目に半信半疑
「装着するだけ」で自然に眠りにつけることに、最初は私自身も半信半疑でした。
しかし、実際に試してみると、その自然に寝つける不思議な感覚に驚かされたと同時に、このマスクが日本での睡眠負債問題に対する一つの解決策となり得ると確信し、クラウドファンディングを通じて日本市場での感触を確認することにしました。
クラウドファンディング実施にむけてメーカーとの協議を経て、日本市場向けの製品調整と収納ポーチの追加を提案。メーカーからの快諾を得られたことが、私たちにとって大きな前進でした。
これにより、クラウドファンディングを通じて日本での市場反応を試すことができ、プロジェクトの成功へとつながりました。
クラウドファンディング成功の理由は”デジタル社会を休息する新習慣”を提案したこと
クラウドファンディングが成功した理由は、“情報過多”という現代特有の睡眠問題に対して“現代の眠り方”を提案したことです。このアプローチが多くの方から共感を集めました。
デジタル機器が脳疲労の原因になることは、なんとなく皆さんお気づきだと思います。しかし、仕事上どうしても使わなければなりません。
「デジタル社会を休息する新習慣」が、潜在的に同じ悩みを持つ多くの方々に届いた結果だと思います。
クラウドファンディングは目標金額を大きく上回り大成功。購入者からは睡眠に関する嬉しい声がおおく寄せられた
クラウドファンディングは2回行わせて頂き、初回のMakuakeと次のCAMPFIREでのキャンペーンでも、目標金額を大きく上回り、購入者からは「本当に眠れるようになりました!」や「なぜか眠れます!」といった、まさに私自身が製品を最初に使用したときと同じような嬉しい感想が多数寄せられました。
お客様からいただいた声が、私たちの取り組みが正しい方向にあるという確信へ
お客様からの貴重な声を通じて、デジタル社会で日々膨大な情報を処理する中で睡眠問題に苦しんで、パフォーマンスを最大限に発揮できていない多くの方々の実情を改めて理解しました。
そして、この状況に対する有効な解決策として、マインドスリープマスクの重要性を再度確認しました。
FLYYPODマインドスリープマスク”を通して、より多くの人々が本来のパフォーマンスで日々を過ごせるように全力を尽くしたい
現代の日本は「睡眠負債大国」とも称され、30代から40代の3人に1人が睡眠不足に悩んでいると言われています。米国のシンクタンクによる調査結果では、睡眠不足による経済損失は年間15兆円にものぼるとされています。
しかし、情報社会が抱える「入眠問題に対する解決策が見つからない」という問題を、私たちが解決していくのが使命だと感じています。
マインドスリープマスクを通じて、デジタル社会で睡眠に悩む一人でも多くの人々が質の高い睡眠を得られるようサポートし、「本来のパフォーマンスで日々を過ごせるようにする」ことを目指し、これからも全力を尽くします。
今後の展望
今後の展望について、私たちはまず、クラウドファンディングや一般販売のお客様とのコミュニケーションを一層深めていくことを重視しています。
これにより、メーカーと日本のお客様のニーズを完全に一致させ、製品をさらに洗練されたものへと進化させていきます。
また、より多くの方に製品を認知していただくために、アンバサダープログラムを通じた広報活動を展開し、現代における睡眠問題の解決に貢献していきます。
最後に、デジタル社会で日々奮闘する一人ひとりが、最高の一日を送れるようにサポートできることを心から願っています。私たちの提案する睡眠解決策が、皆さんの生活に少しでも光をもたらし、毎日をより豊かにする手助けとなれば幸いです。
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ