コロナによって破壊されたエンタメ業界、そんなエンタメを愛するすべての人に向けたお願い
今日はコロナのために活動自粛中のエンタメ業界について少しお話をさせて頂こうと思います。
2020年、新型コロナウイルスの登場によって世界中でパンデミックが起こり、外出も制限され、あらゆるイベントも中止や延期を余儀なくされました。(日本国内だけでもエンタメ界の損失は3,300億円とも言われています)
今後、ワクチンや治療薬が出るまで待っていられる余裕のある企業は良いが、興行を生業としているエンタメ業界では、ほとんどの企業が死活問題となっていることが想像できます。
喫緊の課題として新たなエンタメ収益モデルの構築を求められているが、今のところ、既存の課金型ライブ配信プラットフォームに頼るなど、ユーザーにとって新しい体験、感動できる体験、価値ある体験に至っていないのが現状です。
こんな時だからこそ、新サービスの創出ができれば注目され、次世代のエンターテイメント業界の勝者となり得ると思うので、ワイナエンターテインメントとしても、これまで常に新しいモノを求められ続ける広告・デジタル業界で20年以上培ってきた知見をフル活用し、新たな感動体験の創出を目指していきます。
実はすでにいくつもアイデアがあり、いくつかは設計フェーズにまで入っているので、ここは然るべきタイミングで改めて発表させて頂こうと思っております。
新サービスはさておき、今回はコロナ救済措置クラウドファンディングの中からひとつご紹介します。
渋谷のレンタルスタジオ「studio mission支援プロジェクト」です。ここは大小様々な40部屋以上を完備、アクセスしやすい道玄坂にあり、平日は1,000人以上、土日祝には1,500人以上が利用する渋谷最大級のレンタルスタジオです。
おそらく国内でもここまでの規模でスタジオ運営をしている場所は珍しいと思います。この他の大型レンタルスタジオだと、あとは新宿村スタジオくらいでしょうか。
この「studio mission」さん、G-EGGでは、最初のオーディションからはじまり、G-EGGショーケースのリハーサル、G-EGG生達の練習場所など、プロジェクト開始当初よりたくさんお世話になってきた場所です。
また、G-EGGとは別事業ですが、これまでの記事でもご紹介させて頂いたオンラインダンスレッスンサービス「DUP」を立上げた時や、アーティストの振り入れ作業など、エンタメを生み出す上で試行錯誤する時、ずっとお世話になってきた大切な場所です。
※オンラインダンスレッスン「DUP」収録時の様子
※YouTubeドラマ「JKコンプライアンス」ユニット練習時の様子
渋谷のど真ん中に位置しているので集合しやすく、こんなに綺麗で広いスタジオは他にはありません。
そんな大切な場所が今回、コロナの影響で危機に瀕し、皆さんにSOSを求めています。
そもそもコロナの影響でどこも本当に苦しい状況だと思いますし、他人まで支える余裕はないと思っている方も多くいらっしゃると思います。
でも、studio missionは皆さんにとって本当に他人なのでしょうか?エンタメ業界関係者であればホームの人も多いのではないでしょうか?ファンの方なら、ここからたくさんのエンタメが生まれてきている事を知って頂きたいです。
ホームグランドとして愛用してきた人、業界関係者は多いはずです。少なくとも私はstudio missionをホーム、そしてstudio mission代表の野本さんをファミリーだと思っています。
そんなファミリーのために微力ではありますが、私もご支援させて頂きました。
そしてワイナエンターテインメントが手がけるG-EGG番組内でも「studio mission支援プロジェクト」について宣伝させて頂く予定です。5月30日(土)22:00-から放送が始まるABEMA新番組「That Time G-EGG」の方も宜しければチェックしてみてください。
ダンサーはもちろんのこと、アイドルや俳優、ボーカリストも、それを支えるコンテンツ提供者、サービス提供者など、エンタメに関わる、そしてエンタメを愛する多くの方にこの事実を知っていただき、皆で支えあってこのコロナ危機を乗り越えていきたいと願っています。
studio missionはこれからのエンタメを支えていく上では無くてはならない存在です。これを読んで頂いて少しでも共感いただけましたら、「studio mission支援プロジェクト」のご支援を賜れましたら幸いです。
そして!最後に重要なお願いです!
先にも述べましたが、エンタメ業界は今、本当に大変な状況に陥ってしまっています。ここからはファンも含めてエンタメを愛するすべての人へのお願いです。
東京都の今後の解除におけるロードマップも公開されましたが、これから先も当分の間、1,000人以上の集客を見込むライブは不可能です。これはエンタメ業界の偉い人たちがどれだけ政府や自治体に働きかけても、そう簡単に解除はされないと思います。
そして、無観客ライブを各社模索して行く事になると思います。そうなった時、1番のポイントはファンの皆さんのマインドなんです。
え〜、リアルじゃないならお金払いたくない、リアルじゃないならリアルライブよりライブ配信のチケット代安くしてよ、という気持ち、凄くわかります。
でも、そう言われてしまうとそのアーティスト、またはその会社、本当に潰れてしまうかも知れません。
ライブをやるためのステージング制作コストは変わりません。来場者がいないので少し運営コストが削れますが、その分のコストがそのままライブ配信の為のコストとなります。カメラ台数や演出方法によってはライブ配信の方がコストがかかる可能性もあります。
そのステージを見せるためにリアルライブと同じチケット金額で無観客ライブ配信をやりたい、というのがエンタメ事務所の本音です。
本当はたくさんのお客さんに目の前で見てもらう為にステージを作りたい。これはエンタメ業界関係者全員、そう思っています。でも、無理なんです。コロナのせいで。そして、このままだと本当に皆さんの大好きなエンタメは消えてしまうかも知れません。
エンタメを愛するファミリーの皆さん、これからのエンタメ業界の再生にどうか力を貸してください。お願いします。
今日は切なる思いをお届けして終わりたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではまた
比屋定
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