普通のサラリーマンが起業して分かったこと。エピソード3
マッチング事業を展開しているデイジー株式会社の前田です。
前回の記事はこちら
全否定されたサービスをどうするのか?
窮地に立たされました。
同時に勝手に落胆しました。
今までビジネスの経験がありながら、広告代理店でクライアントのサービスを支援する経験がありながら、自社サービスの風呂敷広げて呆気なく撃沈。
こうなったら、原点に立ち返ろう。
と思ったのがこのあとでした。
(まだローンチもしてないのに・・・)
そもそも出会い系マッチングアプリって、
なにが目的で利用してるんだ?
マッチングアプリの不満ってなんだ?
シンプルにこれだけ考えることにしました。
ここに付随して、
- 開発リソースは限られている
- 資金面(広告費)では他社に敵わない
- ダラダラしてられない
ってこともあり、
この状況下ですぐにできることだけにフォーカスしました。
マッチングする確率を上げる
出会い系マッチングアプリは、主に「外見(見た目)」でお相手を判断します。
最近は、性格診断した上でAIによるアルゴリズムを介してマッチングさせたり、見た目の先入観でなく、ボイスだけでコンタクトをとったりと、新しいマッチングサービスが多々登場していますが、結局は「見た目」で判断するケースが多いと思います。
そこで重要なのが、プロフィール写真です。
他社のアプリでよく目にするのが
・顔写真がない
・画像が鮮明でない
・怪しさ満点
といった判断が難しいものでした。
これは、選ぶ方も嫌ですし、選ばれる方も出会いの機会を失っています。
(荒らし系ユーザーであれば、まともに顔を出さないと思いますが)
なので、デイジーではルックス審査を設けることにしました。
これは、プロフィール写真で正面のきちんとした写真をアップロードしないと承認されません。
非承認となった場合、なにが問題だったのか?をアプリ上で通知した上で、再申請してもらうように促します。
また、威圧的・高圧的な表情も非承認にすることで、少しでも異性へ好印象の写真に差し替えてもらえるようにお願いすることにします。
手間はかかりますが、他社ではスルーされている問題点であり、我々で対応できる作業と判断しました。
月額料金の負担を減らす
出会い系マッチングアプリは、基本的には無料で利用可能です。
女性はすべて無料でありますが、男性は異性とマッチングしたあと、メッセージを送るためには、月額料金を払うことになります。
一般的には月額3,000円から高いアプリで8,000円程度でしょうか。
サブスクリプション形式のアプリの中では、高額な方です。
なので、女性は無料で利用できるので、金銭面での負担はありませんが、男性にとってはイタイ出費なのです。
(女性も課金する出会い系アプリも存在はします)
高額になりつつある出会い系マッチングアプリの金銭面での負担を減らすために、リリース時は男性月額500円に設定することにしました。
あとはひとまず、リリースしてからユーザーの反応を見つつ、運営することに。
次回以降は、リリースしてから運営して分かったこと、普通のサラリーマンが起業してから感じたことなどを綴りたいと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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