豊かな未来を目指して。いま、私たちにできること。|SDGs Action ができるまで
SDGsって知っていますか?
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で2015年9月に国連サミットで採択された2030年までに全世界で取り組む目標のことです。
例えば「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」という大きな17の目標があって、その下に細かいターゲットや数値目標が169項目に分けて設定されています。
日本においては各企業での取り組みで改善したことやすでに達成している目標もあり2019年版「SDG Index and Dashboards Report」によると、SDGsの達成度において、世界156カ国中15位にランクインしています。
企業や行政での取り組みが進む一方で一般での認知度は非常に低いという課題もあります。
参照:SDGs JOURNAL 「日本のSDGsの認知は28ヶ国中最下位」
SDGsActionを作りました
そんなSDGsに関連した新しい試みとして、株式会社Take Actionではクラウドファンディング形式のSDGs支援サイト「SDGs Action」をリリースいたしました。
本記事では着想からリリースに至るまでのお話を代表と立ち上げメンバーに聞いてみました。
インタビュー
―「SDGs Action」とはどんなものですか?
成田:クラウドファンディング自体は最近は割と認知が広がってきたかなと思いますが、その中でもSDGsに関連するプロジェクトに特化しているサービスです。
同様のサービスがいくつかあるのですが弊社ならではのポイントとして、弊社で提供している社内通貨を贈りあえる社内SNSサービス「THANKS GIFT」と連携する予定がありまして(9月予定)、社内で生まれた「ありがとう」によるポイントでの寄付もできるようになります。仕事で得た称賛や応援が社会貢献にもつながるという画期的な取り組みです!
―このサービスをやろうと思ったきっかけは何ですか?
成田:発案は添川さん(開発)なんですが、実施を決めたポイントとしては、コロナ禍で「これからの社会に何ができるのか」と考える中、会社のミッションとして掲げている「働く人に熱を。組織にエネルギーを」との親和性や社会へのインパクト、そしてスピード感をもって進められるかですね。
添川:「SDGs Action」のもとになるような構想は以前から考えていました。年を重ねるにつれ社会貢献欲求が高まってきたといいますか笑
仕事をするにあたりお金のためというのは大いにありますが、それだけを目的にはしている人は、実はそう多くないのではないかなと思うようになってきました。ただ、仕事中に社会的意義を常に感じることなんてそうそうない、というのが実態かなと思います。
「SDGs Action」のようなものがあれば気軽に誰でも社会貢献を考えられるし、さらに「THANKS GIFT」の組み合わせであれば、それを変えられるかな、と思いました。少しでも働いている人が「働く」→「感謝を伝える」→「社会貢献する」を体感して、自分でも何か社会貢献性の高いことに取り組みたいと思えるような循環を創れたらいいなと思っています。
―「クラウドファンディングサービス」の形にしたのはなぜですか?
成田:社会へのインパクトの大きさですね。自分たちが得意な領域で何か貢献できることを探すより、プラットフォームにすることでみんなが参加できる、興味を持ってもらえるような環境を提供できて、自分たちだけでは実現できないことにもリーチできるなという広がりを感じました。
緒方:せっかく旗を掲げるのであれば、クローズドな環境ではなくオープンに不特定多数のユーザーに認識してもらい、みんながSDGsを「知る&アクション」をとれる環境を提供したいですね。
成田:あとは、添川さん(開発)の実体験が後押しになりましたね。
添川:実際、わたしは定期的に寄附をしているのですが、いつも同じ団体に口座振替で引き落とされていたりするので、ラフな言い方をするとあんまりおもしろくないな…と思っていました。
さまざまなプロジェクトの中から、自分で選ぶ楽しさやフィードバックの楽しさを持って支援することができる、という形のほうが、利用者が積極的に参加してくれて、その結果、持続的な支援になるのではないかと思い、クラウドファンディングがいいんじゃないかなと思いました。
―サービスを作るにあたり苦労したのはどんなところですか?
田端:まずもって我々がSDGsについて全くの素人であった事ですね。
私は掲載していただける団体へのアプローチを担当しているのですが、モチベーション高く”やってみよう”と思ったものの、何から手を付けていいのかわからず手探りで始まりました。
とにかく、まずは書籍や勉強会を通じて概念を学び、様々な団体にアプローチする中でそれぞれの取り組みや想いを理解するところからでした。
まだ何もカタチになっていない段階で協力いただく団体を探す際には少し厳しい対応をされる事もありましたが、ゆっくりと想いを伝え理解をいただく中で一歩一歩自分たちなりにカタチにしてきました。
添川:サービス構築においては、クラウドファンディングが比較的新しいビジネスモデルなので、サービス提供方法が法務的に問題ないかを確認することが一番苦労しました。
―最後にTake Actionが取り組む意義、意気込みをお願いします!
成田:「働く人に熱を。組織にエネルギーを」というミッションの実現自体がSDGsの掲げる目標の1つ(目標8 [経済成長と雇用])に一致している事。そして、弊社のお客様もそのミッションに共感いただき弊社のサービスを導入頂いているケースが多いので、取り組みに対して非常に理解いただきやすい事は弊社でこのサービスを行う事の意義であると思っています。
田端:事実こういった取り組みを行っていきたいという話をお客様先でしていると、すごく興味をお持ちいただく事も多いので、やりがいを感じます!
緒方:よくマーケティング領域では「自己実現欲求」の時代と言われています。私は自己実現欲求を「旗を掲げる=共感させる」ことだと思っています。「共感」したヒトが集まり大きなコミュニティになっていく。その共感を得るコミュニティ形成の一助となればと考えています。
添川:弊社で取り組む意義としては先行しているサービスである「THANKS GIFT」と親和性が高いことです。結果として、たくさんの企業・ユーザー様にご利用いただくチャンスがあります。普段の仕事の中に社会的な意義を加え、自己超越をすることで、さらに働く人に熱を与えちゃうぞ、ニッポン変えちゃうぞ、という感じです。
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