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ストーリーの著者は、読者でもあります

プロボノとして見つめるCLACKの魅力|チームCLACKで届けようVol.1

著者: NPO法人CLACK

はじめまして、CLACK広報の岡村といいます。


CLACKはこの8月、ホームページをリニューアルすることとなりました。

みんなで議論を重ね、作業を重ねてきたのでもう感無量です…。

また、今年に入ってCLACKはどんどんメンバーが増えています。多様なバックグラウンドを持つ人たちが集まったチームとして事業を頑張るのはもちろんのこと、寄付を頂いた皆さんにも「応援してよかった!」と思ってもらえる機会がもっと増えるよう、サポーターコミュニティの活動や発信もパワーアップしていきたいと考えています。


すべてのメンバー、そして応援してくれる人もふくめて、ひとつの「大きなチーム」として高校生たちを支えていきたいです。

こうした思いを伝えていくのに、HPリニューアルは良いタイミングだと考えました。そこで、『チームCLACKで届けよう』をテーマに、CLACKメンバーのリレー記事を企画することにしました!



各ページに込められた背景や想いに沿って、メンバーが自身の言葉をもって記事を書いていきます。第1弾はせんえつながら岡村が務めさせて頂きます。ややヒザが震えますが、僕からは「活動内容ページ」をベースに、プロボノとして関わる中で感じるCLACKの魅力ついてお話ししていきます。


▼活動内容ページ:

https://clack.ne.jp/katudou

プロボノとして見つめるCLACKの魅力

僕は東京の広告会社で働きながら、少し離れた大阪にあるCLACKのプロボノスタッフとして活動しています。物理的な距離と、広報という立場もあって、生徒と直接かかわることはあまり多くありません。(生徒たちの発表会でお話を聞くくらい)

僕のようなプロボノワーカーにとって、現場スタッフから生徒の話をしてもらうのは、実はとても楽しみなビッグイベントです。生徒の成長を自分で直接感じる機会が少ない分、現場で起こるGoodエピソードを共有してもらえるのはホントに嬉しい時間なのです。


苦しい環境でなかなか前向きにな気持ちになれなかった高校生たちが、CLACKで自分の好きなWebサイトを作れるようになったり、そのサイトについて人前で発表できるようになったり、これまで出会わなかったような社会人・大学生の講座を聞いて卒業後のイメージをふくらませたり…

こうした話を聞いていく中で、ああ、そうか、CLACKとの時間のなかで、高校生たちは『助走』をつけているんだ。そう感じました。


自分の可能性を感じるための材料が少なかった子たちが、安心できる場所に出会い、小さな失敗や成功を繰り返しながら、何かを作り上げる楽しさを知り、卒業後の世界について話してくれる先輩たちとふれ合い…。そうした経験の中で彼らは少しずつ、じんわりと、自分の可能性を実感したり、卒業後の世界に希望を感じたりしていくのだと思います。


それは社会に大きな一歩をふみ出す前の、助走のような時間。そしてその助走には、いつもCLACKのメンバーたちがより添っている。その助走の道を、より安心できる、より温かなものにしているんだと思いました。

こうした気づきを、活動内容ページ冒頭の文章に込めました。


助走の道となる「プログラミング教育」と「キャリア教育」

高校生たちの助走の道を形づくるのは、CLACKが提供する「プログラミング教育」と「キャリア教育」です。

プログラミングの教室は週2回開かれます。経済的に苦しい生徒たちへの配慮で授業料やPC代は無料、交通費も支給されています。

教室に通い始めた生徒は、まずプログラミング言語を学習しながら、お手本にならってWebサイトを作ってみたりします。徐々に技術を身につけたら、その後は自分自身で考えたサイトを作ってみたり、さらに発展するとその技術を活かしたアルバイトなどの活動をしてもらったりします。

こうした学習と実践の中で、生徒たちは小さな成功体験をつみ上げたり、社会に出てから自分でお金を稼ぐためのプログラミングスキルを身につけ、少しずつ希望を見つけていきます。



キャリア教育では、様々な社会人や大学生たちに来てもらって、自身のキャリアや職業選択、お金のやりくりの仕方など、多様なトピックについて話してもらっています。お話の後は、質問タイム&交流会もあります。

社会人の僕たちでも思わず「え、聞きたい!」と言ってしまうセッションばかりです。多様な道を進む先輩たちによるセッションは、高校生たちにとって『卒業後の自分』を考える機会になっています。


終わりに

CLACKの生徒や卒業生からは「自分を変えることができた」「プログラミングが大好きになった」「大学進学を考え始めた」など、とても嬉しい言葉をもらっています。こうした声に触れると、本当に感動します。

何より温かいなと思うのは、こうした言葉が向けられているのがCLACKの”事業”だけでなく”人”であることです。「○○さんのおかげで」という言葉を生徒のコメントの中に見つけると、自分は○○さんでもないのに嬉しい気持ちで満たされます。やっぱりこの助走の時間は生徒とCLACKスタッフたちが一緒に作り上げているものなのだと思います。

そんなCLACKの活動を、どうか皆さんも一緒に見守って頂けると嬉しいです。広報として、わかりやすく楽しい発信ができるように頑張ります。

そして高校生をサポートする活動を「応援したい!」と思ってくれた方は、ぜひサポーターになって頂けると本当に嬉しいです。


▼月額1000円からのCLACKサポーターになる

https://clack.ne.jp/donation





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