あなたのサービスが金融サービスの入り口になる。企業の金融サービス導入を実現するGeNiEのエンベデッド・レンディングサービス「マネーのランプ」の魅力とは?
「エンベデッド・ファイナンス」という言葉をご存知でしょうか。「事業会社が、既存サービスに金融機能を組み込んで金融サービスを提供すること」を意味します。
GeNiE株式会社は、レンディング(貸付)領域におけるエンベデッド・ファイナンス推進のため、2022年4月に設立されたアコム株式会社の子会社です。2024年6月3日、事業会社が展開する既存サービス上でのローン提供開始を最短2か月で実現するエンベデッド・レンディングサービス「マネーのランプ」をリリースいたします。
「これまで信用力を証明できずお金を借りられなかった人の役に立ちたい」「未来の自分への投資を後押ししたい」という想いから生まれた本サービス。「マネーのランプ」の魅力や今後の展望について、法人営業担当の高田さん(メインコミュニケーター)、金井さん(主にサービスデザインを担当)、「マネーのランプ」CS担当の堀さん(主にUXデザインを担当)にお話しをうかがいました。
左から高田さん、堀さん、金井さん
事業会社がリスクなく参入しやすい金融サービス
――「マネーのランプ」とはどのようなサービスなのでしょうか?
高田さん:金融サービスを提供したい事業会社様が、自社の世界観の中で、事業リスクを抱えることなく、サービスを提供することを可能にするエンベデッド・レンディングサービスです。貸金業は、ライセンスの取得や厳格な法対応、金融庁による監督指針などを遵守する必要があり、参入障壁が高いという現状があります。しかし、「マネーのランプ」を導入していただくことで、事業会社様は専門的なスキルやライセンスの取得、システム開発をすることなく、最短2か月でレンディングを提供できます。
――金融機関以外でもお金を借りられるようになるんですね。
金井さん:はい。普段利用しているショッピングサイトやアプリからシームレスに借入を申込むことができ、お買い物や生活資金として利用いただけるようになります。
レンディングをもっと身近に
――GeNiEがエンベデッド・ファイナンスの推進に取り組む理由はなんでしょうか?
高田さん:私がレンディングに携わる中で感じていることは、お金を借りることに対して抵抗がある人が多いということです。なぜ抵抗を感じるのか、私は2点理由があると思います。
1つ目は、金融機関へ申し込むハードルの高さです。アコムの実績では、新規借入申込みの約6割は20代の方なんです。20代の方から見て、普段から接することの少ない金融機関でお金を借りることは、心理的ハードルが高いのではないかと思っています。
2つ目は、返済への不安です。収入が減ったら、生活環境が変わったら、返済できるのだろうか?と不安をお持ちの方も多くいらっしゃると思います。
私たちはエンベデッド・ファイナンスを通じてこの借入に対する抵抗感をなくしたいと考えています。普段からよく使うサービスだから抵抗なく申し込める、お客さま一人ひとりに合った限度額や返済プランを提供できる、そんな世の中になれば、お金を借りることへのイメージも変えられると信じています。
そして、GeNiEのビジョンである「誰もが夢に向かって挑戦し、”ジブンらしく”輝ける世界」を創っていきたいと考えています。
堀さん:私は、一人でも多くの方にレンディングサービスを使っていただきたい。その想いで業務に取り組んでいます。
長年、新規借入申込みの審査に携わっておりましたが、お客さまが勇気を持って申込みいただいたとしても、半数以上のお客さまをお断りせざるを得ない状況でした。その中には、お客さまの解像度が上がれば承認できる方も多くいらっしゃったと考えています。
お客さまが普段から利用しているサービスであれば、我々金融機関よりもお客さまのことを知っています。提携企業様が持つお客さまの購買データや勤務実績などとGeNiEの与信モデルを組み合わせることで、お客さまの解像度を高められると信じています。
レンディングは未来の自分への投資を後押しするもの
――「マネーのランプ」というサービス名に込めた想いを教えてください。
金井さん:金融サービスであることを象徴する「マネー」と「アラジンと魔法のランプ」に登場する“ランプの精(Magic of Lamp)”のように、人々の夢や願いを叶える存在になりたいという想いを込めた「ランプ」を掛け合わせ、人々のお金に関する課題を解決し、夢や願いをかなえる存在になりたいという願いが込められています。
このマークが世間に認知され、「ランプをこする(ボタンを押す)と自分が叶えたいことへの後押しをしてもらえる」というイメージを浸透させていきたいと思っています。
私は学生時代、友人に海外旅行に誘われたときに費用を用意できず、旅行に行けなかった経験があります。そして、その経験は学生時代にしかできなかったことだったと、今でも後悔しています。
私のように、欲しいものや新しい体験を諦めて、自分自身の可能性を狭めてしまう人を減らしたい。「マネーのランプ」を通じてあらゆる人の、未来の自分への投資を後押ししたいと思っています。
それぞれの世界観に合わせたカスタマイズ
――「マネーのランプ」の魅力はなんでしょうか?
堀さん:さまざまな事業会社様に導入いただくことで、与信精度と体験性の両面をアップデートできる点です。
これまでの金融機関では、新規でお申込みいただいたユーザーに対して、その方の属性情報を中心に与信を行ってきました。「マネーのランプ」は、属性情報に加え、提携企業様が保有するユーザーの行動データを審査に活用することができるため、より高い精度での与信判断が可能となります。これにより、さらに多くのユーザーと、適正な契約枠でご契約が可能になる点は大きな魅力だと考えています。
また、体験性に関しては、「マネーのランプ」の導入にあたり、提携企業様ごとの要望を伺い、申込みフォームでの入力項目削減などのサービスカスタマイズも行っています。さまざまな規模・業態の提携企業様が求める仕様に応えることで、体験性のレベルもどんどん向上していく。GeNiEと提携企業様、二人三脚でより良い仕組みを創り上げていける点も、「マネーのランプ」だからこその魅力だと感じます。
金井さん:よく、提携ローンとの違いを聞かれますが、大きく違うのは提携企業様の世界観を崩さない体験性を提供できることです。具体的には、スタイルシートを活用して、提携企業様のロゴやコーポレートカラーを使用しながら、商品名やランディングページなどを作成することができ、あたかも提携企業様のサービス上で申込みをしているような体験性の提供が可能です。実際に作成したデモ画面を先方にお見せすると、「まるでうちの商品ですね!」という声を多くいただきます。
また、デザイン性以外にもAPIを活用し、どの場所に何を表示したいか?などを、提携企業様と密に話し合いながら、体験性を創っていけることも大きな魅力だと感じています。
――どのような企業を取引先として想定していますか?
高田さん:toCサービスを行っているすべての事業会社様との協業の可能性があると考えています。「マネーのランプ」の導入をご検討いただいている多くの事業会社様は、リテンション率の向上や収益性に魅力を感じていただいておりますが、それだけではありません。「マネーのランプ」を導入していただくことで、例えば、決済系金融事業者様の場合、手元にお金がない場合でも決済ができる体験性をエンドユーザーに提供できるようになり、決済頻度や決済単価を高めることに貢献できます。
また、ECサイト運営会社様の場合、購買率の向上や決済手数料の削減に貢献できます。さらに、クラウドソーシング企業様の場合、満足に金融サービスを受けられていないフリーランスの方に、適正な金利や限度額を提供することができると考えています。
金井さん:私は、ここ数年で大きく拡大しているCtoC市場にも着目しています。インターネットオークション、フリーマーケットや民泊など様々なシェアリングエコノミーでの販売者と購入者、どちらにも資金ニーズはあると考えています。販売者に対しては、初期投資や売上金受け取りまでの生活費などをサポートできます。購入者には、決済手段の一つとしてや予算の足しとしてもご利用いただけます。
また、事業会社様にとっても、ローンの収益性の高さを活かし、ポイント還元率を高めることによって、購入者のロイヤルティと購入意欲の向上にも貢献できると考えています。
企業の収益向上と顧客体験の向上に貢献するGeNiE
――最後にこの記事を読んでくださった企業の方へ、メッセージをお願いします。
金井さん:金融サービスを始めたいけど、コストはなるべく抑えたい。そんな事業会社様の期待に応えます。マネーのランプはコストをかけずに導入可能で、更に金融収益の獲得も可能です。GeNiEホームページの「お問い合わせ」よりご連絡いただければ、具体的な収益シミュレーションも作成できますので、お気軽にお問い合わせください。
堀さん:ここまでエンベデッド・ファイナンスの意義や「マネーのランプ」というサービスについてお話しさせていただきましたが、最終的に金融サービスを手にするのは提携企業様の先にいらっしゃるお客さまとなります。大切な自社のお客さまがご満足いただけるサービスやオペレーション体制を整えておりますので、安心してお任せください!
高田さん:日本にはまだまだお金が足りないことで何かを諦めてしまう方が多くいらっしゃると思います。一人でも多くの方が夢に向かって挑戦できる世界の実現に向け、一緒に取り組んでいただける事業会社様のご連絡をお待ちしております!
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