Web制作会社だったティファナが、人工知能接客システム「AIさくらさん」を開発した理由とは?
私たちティファナ・ドットコムでは、インターネットが世の中に広まり始めてから20年、大手企業を中心に1,000社以上のお客様のWeb制作のお手伝いをしてきました。
そのWeb制作で培ってきた力を活かし、2016年に人工知能(AI)事業を新しく立ち上げ、現在「AIさくらさん」は大好評を得て、多くの企業に導入いただいています。
ティファナ・ドットコムが自社開発した、音声とテキストでユーザーからの質問に回答する人工知能(AI)接客システム「AIさくらさん」。
社内ヘルプデスク・会社の生き字引などの社内問い合わせ対応のみならず、多言語でのインバウンド接客や商品情報に関する問い合わせなどにも対応しています。また、交通機関や商業施設など、全国300社以上に導入されており、多くのお客様のデジタル化・AIの社会実装のお手伝いをしております。
Web業界を駆け抜けてきたティファナが、なぜ「AIさくらさん」の開発に至ったのか。その経緯や思いとは。ティファナ・ドットコムの理念は、「WebとAIの力で世の中を笑顔にする」こと。
そう掲げるようになった背景には、ひとつの物語があります。
とにかく手伝ってあげたかった
ティファナ・ドットコムの社長をはじめ社員たちが通っていた一軒の蕎麦屋に、誰からも慕われる存在の“お母さん”がいました。
お母さんはある時、蕎麦屋から独立して渋谷駅西口に飲食店をオープンしました。お客さんとして頻繁に通うのはもちろん、ティファナはWebビジネスのプロとして「手伝ってあげたい」という思いで、ほとんどボランティアで料理の写真を撮影しお店のホームページを制作しました。
ところが、「お店の状況に合わせてホームページを改善していくことで、お客さんを呼び込めますよ」と社長から提案するものの、Webに馴染みがないお母さんからは決まって「私には難しくて分からんで、社長さんの言うとおりにして」と返されたそうです。結局、お母さんのお店はうまくいかずオープンから1年後の春に閉店しました。
そのときの気持ちを、「ショックだったし悔しかった」と社長は振り返ります。
「私はお母さんのお店を毎日手伝うことはできないけれど、お母さんを助けてくれるような娘がいたら良かったんじゃないかと思ったんです。そして、その女の子がWebをはじめとして、お店を経営するための様々なことに詳しければ、分からないことがあったときに質問すると教えてくれる。そしたら、お母さんのお店を守れたのかもしれませんよね」
それから私たちは社内一丸となって開発を進め、人工知能(AI)接客システムを生み出しました。
名前はどうしよう。
そうだ、『澁谷さくら』だ!
お客様は難しいことなんてわからなくてもいい、全部さくらがやってくれる。
そんな世界が作りたいと考えました。
「AIさくらさん」はあなたの会社の仲間として、お客様や同僚が困っている時に頼りになる存在になりたい。
こうして会社の方針が決まりました。
我々は「WebとAIの力で世の中を笑顔にしたい」と。
WebやAIについて分からないけど、困っている。そんなお客様の抱える課題を解決するために、この企業理念を掲げ行動していきます。
▼「AIさくらさん」の履歴書はこちら
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<会社概要>
株式会社ティファナ・ドットコム
〒153-0044 東京都目黒区大橋2-22-7 村田ビル5F・6F・7F・8F・10F
【公式サイト】https://www.tifana.com/
【Instagram】https://www.instagram.com/sakurasan_ai/
【Twitter】https://twitter.com/tifana_com
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