年収3億円の美人女子大生メンターの教え
今日も外回りの営業か…
行きたくないなぁ…
仕事してるふりしてどうやってサボろうかな。
いつか宝くじ当てて、早くこんな会社辞めるんだ。
毎日そんなことを考えていました。
朝早くに朝礼に出て、営業会議を終えると
ホワイトボードにウソの訪問先を書いて
「行ってきまーす。」
車通りが少ない木陰に車を止めて、数時間
営業のノウハウ本や自己啓発本を読む。
努力しないでうまく行く方法がないか、
そんな魔法をいつも望んでいるダメ人間だった。
自分はできるやつだと信じていながらも、
なかなか行動が続かない。
本を読んでなんとなくモチベーションが上がって
よし、仕事をするぞ!と思ってもその気持ちは一瞬だけ。
すぐにまたどうやってさぼろうかな?
そんな毎日を繰り返していたある休日、
大学時代のOBが集まる機会があった。
青山のオシャレなレストランバーで、
久しぶりの面々。
懐かしい話と共に、お互いの仕事の話で盛り上がる。
先月の給料これだけなんだぜ?
やってらんねーよな。
おまえんとこは休みが多くていいよなー
オレも転職しようかなー。
そんなくだらない会話が飛び交う中、
ふと窓の方に目をやると、一人の可愛い女の子が
ちょうどナンパされている瞬間だった。
こんな子とやれたらいいのにな…
そんな下衆なことを考えていると、
声をかけていた男があっさりスルーされ、
彼女が一人になった。
これはチャンスかもしれない!と声をかけると、
以外にも彼女はニコニコと楽しそうに話してくれる。
日々のキャバクラ通いも無駄じゃなかったな、
自分の会話もなかなかイケてるんじゃないの?
そんなことを思いながら彼女のことを観察すると
キラキラした大きな目、モデルさんのような小さな顔に
男を惹きつけるスタイルに、すいこまれるような笑顔。
それだけじゃなくて、どことなく気品もある…
どうも普通の人とは違うオーラがあるなぁ
彼女によく思われたくて、自分は将来
起業して大きな人間になりたいんだとミエを張った。
そんな彼女がふと私に向かってこう聞いてきた。
へー、すごいじゃん、
なんで今すぐしないの?
いつするの?
いつ、やりたいから、やるに変えるの?
何が原因で今はそうなってないの?
うっ。
答えに詰まっていると、彼女は続ける。
どうしようもないね、あなた。
そんな風にウソついてばっかりで、毎日楽しい?
ビクンとした。
身体中が熱くなってムカッとする気持ちと共に
自分に中にある本質に触れられた気がして、
心臓のドキドキが止まらなかった。
悔しかったから、思いっきり見栄を張って
自分はすごいんだということを見せたい。
だけど、どんな嘘をついても彼女には見透かされる。
そんな気がしてやめたんだ。
自分の弱さを見せるのはとても嫌だったけど、
思い切ってプライドを捨ててみた。
ウソつこうかと思ったけど正直に言います。
じつは、君の言うとおり。
本当は自分はどうしようもないやつで、
よくなりたいって思うんだけど、
どうしたらいいか分からないんだ。
君はなんだか他の人と違って見えるけど、
普段は何をしている人なの?
話を聞くと彼女は元々モデルをやりながら
銀座の高級クラブで働いていることが分かった。
クラブに来る大物たちとつながって
その人たちからいろんな人生勉強をして、
ビジネスを立ち上げたり、投資を覚えて
22の若さで7~8億円の資産を作ったこと。
その資産を1円残らず貧しい国に寄付をしたこと。
(後日その証拠の新聞記事も見せてくれた)
彼女の話のすべてが自分とはケタが違う、
今までに出会ったことのない人種に、
あまりすごさに、圧倒された。
著者の小泉 憲一さんに人生相談を申込む
著者の小泉 憲一さんにメッセージを送る
著者の方だけが読めます