僕と彼女の遠距離物語~クローバー~②告白

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僕と彼女はお互いゆずが好きであったこと、

それに加え高校が商業だったこともあり、話題が尽きることはなかった。



時間があえばメッセンジャーでのやりとりをした。


そして、何ヶ月か経ったころ…




「ほたるが持ってないゆずの音源あげるから住所教えて」






と僕は彼女に切り出した。

彼女はそれを了承し、住所を教えてくれた。


そのとき初めて彼女の本名を知ることになった。

その本名は苗字こそよく見るものだったが、名前は今まで見たことが1度しかなかったものだった。


それから数日後、僕は彼女宛てにさきほど言っていたものを送った。手紙を添えて…



それが彼女の元に届いて数日後のメッセンジャーで彼女はこう言った。




「変な字w」




あまりにも予想していなかった発言に僕は動揺していた(笑

もう少し言葉を選んでほしかったがたしかに僕の字は特徴的だったから仕方ない。


メッセンジャーでの話は色々していた。中でもゆずの話題は絶えなかった。

ちょうどそのころというのはゆずがリボンというアルバムをひっさげての全国ツアーを行っていた。


2006年3月。彼女の住んでいる県にゆずのコンサートが行われる。


その1週間ほど前に僕は神戸で行われたゆずのコンサートを見ていた。


彼女はしきりに…




「ライブの内容は言わないで!!!楽しみが!!!」




当然の意見だ。ライブは曲順とかによってテンションが変わったりする。

懐かしい曲なんかしたときには大変だ。


ライブも見終わりその数日間はその話題で持ちきりだった。


その頃になると、自然と携帯電話の番号やアドレスも交換し、携帯からやり取りをしたこともあった。


ゆずのライブも千秋楽を向かえ季節は梅雨に入りそうな時期だった。


2006年6月17日午後9時頃…彼女はメールで自分の気持ちを打ち明けた。

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