不安の解消について~22年間自分探しを続けた私~4

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まず,私の不安が何だったのかを詳しく書きたいと思います。


私の不安はまず過去の小さな頃の記憶から始まっています。

昔理不尽なことをされたり,想定していたことと違うことが起こったり,助けを求めても誰にも助けられなかったりしたことです。具体的なことはその多くは忘れていたりします。それに,大人の自分から客観的にみれば,そのときはどうしようもなかったり,相手のことをわかってなかったりしたものもあるでしょう。しかし,痛みの記憶は残っており,それが後々の自分まで影響しています。





記憶は,恐れや不安になって,現在に影響しています。なぜなら,現状に過去のような障害や問題が起きないように,思考は恐れや不安として予防しようとするからです。


ここで,私は恐れや不安を呼び起こすものを「思考」と書きましたが,これを感情というほうがしっくりくる人もいるし,意識という人もいるし,そこは人それぞれでいいと思います。私は自分を思考人間だと思っているので,思考と表現しようと思います。


まず何かトラブルやアクシデントが発生したとします。

すると,思考は,記憶を手がかりに私の安全を保とうとして,恐れや不安を心に起こし,私を行動させ,問題を解決させようと促します。思考はある意味で言えば,生命維持装置です。思考は私の命をいつも気遣ってくれる,お節介でいい奴なのです。





ところが,この思考の癖をよく知っていないと,まずいことになるのです。

思考は,完璧主義で,私に起こる可能性のある障害や問題を根絶やしにしようと,とにかく頑張ります。そして,私にもっと頑張ることを求めるのです。思考は何が足らないかをいつもチェックしています。


しかし,世の中の節理のすべてを,思考が全部対処することは,無理があります。

思考は何とか自分ですべてをコントロールしたがるので,いろんな夢を見させたり,不安を煽って,無理矢理にでも私を駆り立てます。


ひどくなると,思考は,幻想を見せたり,自分の環境を地獄のように演出したり,相手を悪魔のように見させたりします。思考としては,何とか私を生き残らせるために,こじつけでもねじまげでもいいので,私に悪夢を見させて,そこから出て行かせようとします。


最悪な状況になると,思考は私を否定することさえします。

皮肉なことですが,自分が駄目だから問題が解決しないのだと,責任を私に強く求めてくるのです。すると,病気になったり,自殺を考えたりしてしまいます。生命維持装置としての思考が,エスカレートすると自分を殺すきっかけになってしまうのです。




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不安の解消について~22年間自分探しを続けた私~5

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