僕は、今、お金が、減らないといわれる南の国の海辺にいる。
一昔前、物価の安い東南アジアで過ごそうという生活提案が流行った時があった。
夢の海外生活とか、老後は南国で暮らすとか、そういう生活である。
海外でひきこもるため「外こもり」とか言われた方法でさえ、ポジティブな表現だった。
しかし、その後、海外の生活は日本人には合わないとか、資金が尽きる人が続出しているという噂が広がった。
本当に、そうなのだろうか?
これらの否定的な噂話は、あまりにも抽象的かつ感情的なのである。
もしかして、実は、南国で快適におくれるというのが真実で、聞き手は、それを受け入れたくないため、否定的な噂話となる、そう言ったことは無いだろうか。
普通のサラリーマンの視点からすると、毎日あくせく働いているのに、そんな浮ついた暮らしで最後までハッピーでいられるなんて信じたくない。
日々忙しいサラリーマンたちにとって、浮ついた暮らしをしている人は、最終、不幸になるという考えを持たないと、日本的精神構造は、維持できない。そう思う。
一方で、そういった普通の日常で、ふと、なにか新しい冒険をしたい、将来の夢がほしい、そう思う時もあるのではないだろうか。
「だらだらと暮らしていく」なんて、けしからんと思っていく人も多いが、ここでは、日常を打破したい人たちの、ちょっとした現実逃避のためのリアルな日常を書いてみたい。
さて、どこから、書けばよいのか、凄く悩むところであるが、とにかく僕は、今、南国にいる。
東南アジアの港町の海岸線をバイクで走り、街を歩くのが日課。
相変わらず、コンパクトな街に、一通りのものが、詰まっている。
欧米人オーナーのレストランや雑貨屋、マッサージ屋にSPAが、所狭しと並んでいる。
ただ、年々、街の様子は複雑になり、レンタルバイクが必要だったり、泳ぐためのビーチも汚染から年々奥地へ行く必要が出てきたり、観光客料金が設定されたり、旅行者にとってコツがわからないと、暮らしにくくなってきているのが、残念である。
日本人長期滞在者は、相変わらず何年も住んでいる。10年目に突入する人も、ボツボツいる。
ビール1杯50円。宿1泊3ドル。物価は日本の10分の1。そして、銀行金利は10%ほど。ここは銀行金利だけで生活できてしまうビーチリゾートである。
通常、銀行金利による利子は、インフレや通貨下落と相殺され、実際は手元に残らないはずである。
しかし、ここは最も安定した通貨の預金、米ドル預金でさえ5~6%の銀行金利がある。
将来的にはどうなるかわかなない。
ただ、ここに住んでいる何人もの日本人が10年たっても、全然お金が減らないと言っていた。
*こういう内容、面白いとおもってもらえるのでしょうか?。コメントなどがあれば、自己紹介含め、続き書きますです。
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