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どうしてあなたはセックスするのですか?


うーん。

ふっと思えば・・自分しか体験していないこと、体験からたくさん気づいたこと、学んだことがたくさんなんで、少しづつ書いてみます。



そんな私・・第二のターニングポイントとなる・・・第一のターニングポイントは13歳なんですが、今回ははしょります。(笑)

17歳の時(高校2年)沖縄から1年間アメリカのケンタッキー州へ交換留学に行きました。


親にお金がないから留学をあきらめなさいと言われ・・

だったら、お金のかからない留学機関を探そう!


いろんな雑誌を見ているとなんと!ありました!渡航費だけ負担。あとは学校もホストファミリーもコーディネーターさんもタダで1年間行けるところ。
沖縄からただ一人。
EFは非営利の世界的教育機関で世界各国の学生の交換留学の斡旋をしている機関でした。
(現在は有料で行っているようです)

ホストファミリーもボランティアで、留学する高校もボランティアの地元の公立高校。そして、留学生には地域のコーディネータといってよりその環境になじみやすくするためまた心のケアをしてくださるボランティアさんもいました。
私にはホストファミリーやどこに留学したいかなど選ぶ権利はなく、ホストファミリーがなん百枚にも及ぶ留学生の中から、私を選び、ケンタッキー州に行くことが決まりました。

後から、このホストファミリーとの出会いがすごく!!!意味があったんだ!と気づくことになるのですが、

その前に・・そう!本題!

アメリカ留学生活5,6か月ほど過ぎたころ、ある日。
「Sex Education Day」(性教育の日)
がやってきました。
午前中は女子と男子に分かれ、分科会のように女子は妊娠や避妊の話。また、男子は当時男性の病気と考えられていたエイズの講義が行われたようです。

そして、午後からは全校生カフェテリアに集まり、白いボードの前には一人の男性と
いままで・・見たこともない数と種類の避妊具。
正直・・私、これだけでもあっけにとられておりました。

そして、この日、地元の産婦人科医の先生が講義をしてくれました。


最初の第一声。

「Why do we have sex?」 ’なぜ私たちはセックスするのか?’

え?
え?
いや~正直、私、この質問を高校生にするなんて!!
’誰も答えたりなんかしないでしょう~’ って思ったのと同時に自分が赤面してました。

私が受けた日本の中学や高校の性教育は雌しべ、雄しべどうの~とか妊娠とは・・ごにょごにょっと
保健、体育の先生も本を黒板に写すだけだったり、なんか恥ずかしそうにさらっとページを進む程度だったので、性のことで質問された記憶がありません。


というか、日本でこんなストレートな質問受けたことない!!(笑)
さらに・・びっくりなのが、みんなアメリカン高校生!手を挙げて答え始めた・・・
why do you have sex?

To make love                                愛を確かめ合うため・・
To have babies                            子供を作るため・・
To make sure he loves me   彼が私を愛していると確認するため・・
because its fun                             楽しいから・・・

so he won't leave me                   彼が離れていかないように・・

とまあ・・・どんどん、みんな手を挙げて言うの!!しかも・・
彼の愛を繋ぎ止めるためって言った女の子に別の男の子が 「男はセックスだけじゃないんだよ~男を知らないね~」と返してみんなで冗談で笑ってる・・
先生はひたすら、みんなの答えを黒板(ホワイトボード)に書いているだけ。

そう、ひとつも間違った答えがない。
セックスをすることが当たり前でそして、そこから望まない妊娠をどう防ぐかという話で、最後は

「セックスのことや体のことで悩んでいることがあれば、個別に相談にのるよ。」
この講義のあといろんな生徒が先生の前に列を作り、時間がない子には名刺を渡していました。
                ★★★★★★★★★★


いや~わたしの中のアメリカの驚きカルチャーショックの1位の授業でした。

多分、私の中で学校生活で質問に答えることより、教科書を詰め込む授業のほうが多かったせいでもあり、この手の質問はもうただただ、ついていくのが精いっぱい。
でも、なんでもじっくり考えることの大切さや間違った答えを言ったら怒られる授業ではなく、なんでも正解!から生まれる授業はとっても身につくことを知りました。

あれから20年以上も経ち・・今の日本の性教育も変わったのかも知れない・・


文化が違うので、この手の授業はそのまま日本でやるのは難しいかもしれないけど・・でもね。
学校の先生じゃなくて、産婦人科医が来てお話することや相談に乗ることは日本でも是非してほしいなって思います。

だって、ほんとに知りたいことは教科書になくて、実際に起こっているんだから!












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みんなの読んで良かった!

読んで良かった

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青木 久雄

知識を得ることに客より客観的になり、問題を起こす行動が減るでしょう。でた意見をネット上で載せるだけでもよい効果があると思います、

Toidume Makoto

だけど、キリスト教(宗派にもよる)等宗教上のこともあり、オープンに見えてても性に関してかなり厳粛な所もあるからなあ。そういう概念の薄い日本では逆に危険かも?

Oku Takako

もう15年くらい前になりますが、わたしが勤務していた、とある公立高校の性教育はまさにこんな感じでした。
地元の産婦人科の女医さんを招いて、「なぜsex するのか」という問い掛けで始まり、肌を重ねる意味を説いてくださりました。
質問を投げかけて生徒が答えるという場面まではなかったかもしれませんが、
「やった」とか「やる」といったような悲しい言葉を使わないで…と。
背景にあったのは高校生の妊娠が社会問題化してのことでした。
自分が受けた性教育との違いにカルチャーショックでしたが、羨ましくもありました。

Takeshi Hamanaka

日本でも性教育はこれくらいオープンにやっても良いと思います。まず、シンプルな質問に対する答えから始めて話に興味を持たせてから、妊娠や避妊の話をするのは良い方法ですね。

Yamaguchi Akinori

納得した。

Ishida Daisuke

これっくらい思い切ったことしたほうが良いのかも。

岡田 美希

性を軽く考えている若い人には必要なことだと思います
共感できました

朋洋 荒川

うーむ、アメリカはオープンに話ができるようでよいですねぇ、こういう場が全くないのは不自然なのだと思います。

伊佐 美奈子

パソコンが不調でしたが、復活しました♬
ときたま、思いつくまま、書いております。
いろんな考えがあると思います。お互いに何かのきっかけや参考になればいいなと思います。
読んでいただきありがとうございます。お礼をこちらに残します。
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