YoU are free.
帰途、あの瞬間の出来事がなんだったのか、わけ分からないまま取り敢えず家へと向かう。
その電車内、
後頭部に激しい頭痛、記憶がなくなり意識がとぶ感覚に陥った。
なんだこれ、このまま倒れるのか、
頭を抱え込む、
そんな状態でも、最寄り駅を降り
なぜか家へと向かっているジブンがいた。
…‥
そして、なんとか家に着いてしまった。
ここで疑問が。
何で救急車呼ばなかったのか?
何で周りに助けを求めなかったのか?
それはたぶん、
自分で何でもやってしまうタイプだからだ。
普段から人に助けてもらうより、助けるタイプだからだ。
人を頼るより、頼られるタイプだからだ。
しっかりしてた。ホントに。
だからたぶん、
声を出しちゃいけないように感じとったのかもしれない、
どうしていいか分からなかったんだ。と思う…
それなら寧ろ…
着かないでそのまま倒れた方が良かったのかもしれないと思う。笑。
家に着いたら少しだけ治まった気がした。
いつもいる場所に安心したのかもしれない。
とにかく、すぐ寝よう!
…だが、なぜかごはんを食べ始めた。
今思うと、
こんな状況でごはんを食べようとする自分の行動が素晴らしい。
ごはんは、食べられた。
さぁ、寝るしかない。
この時もずっと頭は絶えずドクドク何かを訴えていたが、
そのピークは夜中だった。
2012.2.14の夜中
悪寒、高熱、頭痛
高高熱熱、意味わかんない。
計らなくたって、明らか40℃前後だ。
トンカチで後頭部を叩かれているような
痛いなんて言葉じゃ表現でいない頭痛、意味わかんない。
記憶がとぶ───
意識がなくなる───
どうしちゃったの?
何が起きてんの?私はどうなるの?
そんな疑問も思い付かないくらい、すぐ精神をやられたと感じとった。
そして
このまま目を閉じたらもう開かないのかもしれない。
まだ
死にたくないよ
悪いとこあったら、なおすから
神様、たすけてください……
子供みたいに縋った
救急車なんて頭に浮かばなかった
その時、親しい人、当時のバイト先の人、母親などに変なメールを送っている
内容ははっきり覚えてないが、だいたいこんな感じだ
(いつもはこんな素直なこと言わない)
ほんとに追いつめられた時、人はジブンを腹で育て産んでくれた人を求めるんですね。
etc…意味わかんない内容etc…
何でこんなんになっても
お金と仕事が頭に出てきたのか?
それは、新居に引越す契約金のために、バイトを掛け持ちしたりなんだりでほぼ休んでなかった。
その時、頭の中はお金と仕事に埋め付くされていたからだ。
後から知ることになるが、
人の頭はキャパシティというのがあるらしいのだ。
私の頭は
2012.2.14にそれを超えてしまった。
お礼に少し渡そうと思ったの、部屋を探してくれたお兄ちゃんにね。
そして
苦しみながらいつの間にか目を閉じてしまった、
This story will coutinue…‥
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