だめだめ高校生が、ブレイクダンスで、学歴社会にカウンターパンチを食らわせた話②
一本目、読んでくれてありがとうございます!
この話は、
【静岡県、三本の指に入るほどの進学校に入学するが
落ちこぼれ、ブレイクダンスに出会い、進学校という学歴社会にカウンターパンチを食らわせた話です。】
では、二本目です。
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学校、部活が終わり、塾から帰ってきて
夜な夜な、ブレイキンの練習をしたわけです。
基本毎日やるんだよ!
雨だろうが、雪だろうが、毎日!
今日得た感覚は、24時間後には消えるから!!
だから、毎日やるんだ。
練習は、
①昨日の復習に始まり、
②今日挑戦するムーブのイメトレ(←この部分は、移動中とかに動画をみて、事前にイメトレ!)
③超低速で、一つ一つ動きを確認する。コピーしていく。
④低速でいいから、何回も何回も何回も繰り返す。
⑤徐々にスピードアップさせていく。
⑥完全にコピー!
⑦翌日、コピーしたムーブの復習!
すべてこの一連のフローなんだよ。
勉強も、他のスポーツもギターも。
あと、おれは【全賭け】をする。
これだ!ってものに出会ったら、【全人格を賭ける】んだ。
【正々堂々とやる】
【他人を巻き込む】
【昼とか夜とか関係ない】常にイメージ。
【負けはない】あきらめないから。
【こっそり禁じ手を使う】みんなやらないなら、おれがやる。
でもさ、
よなよな一人で練習してても、
つまらないから、友達に見てもらおう!
ってことで、マイフレンドの「水野」に見てもらったんだ。
まあ、一番初めの【評価は最悪】だったよ。まじで。
「イケちゃん。おれダンスのことはよくわからないけど、
今のままだと誰も何も感動しないと思うよ。。。」
おまえ。。
おれが毎日どれだけ頑張っているのか、
知ってんのかぁぁぁぁぁぁ
思わず、出てしまったよ右ストレート。
顔面直撃で、彼はその場に倒れ込んだ。
そして、言ってやったんだ
「fuck you! ビッチボーイ!!」ってね。
うん。
すべて心の中でねorz
実際、心折れかけたww
でも、しょうがない。。。
それがリアルな感想だったし、
もしも、自分のムーブをシェアしないで、独りよがりのまま
文化祭で発表するよりはましだ!
完全に独りよがりになってたんだなぁって実感した。
だから、とにかく素直に受け止めた。
そして、
本格的に【人に見せるムーブ】を研究し始めたんだ。
【人に見せたときに感動してもらえるムーブ】ってなんだろう??
それをを構成するにあたって、
まず、考えたのが、
【一体全体、どんな人が見てくれるのか】
ターゲッティングをしたわけね。
おれの場合、
見てくれるのは、確実に
【ブレイクダンスを全く見たことがない人々】
だったんだ。まあ、田舎だからねw
だから、今回のムーブの中に
【ダンサー】、【ダンス経験者】にしか、わからない
【細かい技】、【コアな技】、【職人芸みたいな技】をやってもしょうがないんだ。
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