だめだめ高校生が、ブレイクダンスで、学歴社会にカウンターパンチを食らわせた話⑤(おしまい)

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前話: だめだめ高校生が、ブレイクダンスで、学歴社会にカウンターパンチを食らわせた話④

前回では、


文化祭でのショウに、【たくさんのお客さん】が来てもらえるように、

→【ブレイクダンスに興味】をもってもらう!

って、意識ではなくて、

→【ダンスを踊っている自分】に興味をもってもらう!!

ってことが大事だな。って考えたんだ。


つまりね、

【イケヤ シュンスケ】

っていうブランドの構築を目指した。


マーケティングで言うところの【ブランディング】ってやつをしたんだ。

例えばの話なんだけど、

「Apple」にはたくさんのファンがいて、

「新製品を出しますよー!」

っていうだけで、みんなすごい期待するよね。


「どんな製品が出るんだろう。。」

って。


なぜみんな期待するかっていうと、

Appleの商品は、いつも

どれもスタイリッシュで、使いやすくて、洗練されている。


これを使えば

「より良い未来が手に入るに違いないし、かっこいい自分を演出できるんじゃないか」

って感じるから!


だから、

【イケヤ シュンスケ】

のショウを見に行けば、絶対面白いことが待っているし、

驚かせてくれるに違いない!!

って、【たくさんの人に思ってもらえるように、】


日ごろから、

いつもかっこいい。いつもおもしろい。いつも奇想天外。

な行動を考えて、行う!!

その連続によって、

【イケヤ シュンスケ】

っていうブランドが、【お客さんの中に勝手に発生する!】


「今」の連続が「未来」になる。


そんなこんなで、


授業中はノートに、ショウのムーブ構成を書いて、

構成を練り直してみたり、

どんなことをやったら、みんなにウケるかな。。。

なんて考えたりと、


ダンスに全力の日々を送った。

マジ全賭け。授業とかなんも聞いてなかったよ。

移動中も、ケータイでダンス動画見ていたし、

昼休みにはたくさんの人に見てもらったし、本音で評価してもらった。



やっぱり、

本気で取り組んでいると、【本物】を体験したいな。。

って考えるようになった。

サッカーが好きなヒトも、野球が好きなヒトも、

やっぱり、みんなプロの試合を観戦しに行ったり、ワークショップに参加したりするよね。

だから、

自分も一回プロダンサーに会ってみたいと思ったんだ。

絶対いい刺激になるし、もしかしたら友達もできるかもしれないしね。

実際、【トシ】っていう仲間はいたけど、トシはダンスは踊らないから、


おれの高校には男のダンサーは俺しかいなかったんだよ。

ダンス部はあったんだけどね。女の子しかいなかったんだ。

まあ、ダンス部の女の子とは仲良くはなったよ。

でも、

やっぱり共に高め合える男のダンス仲間がほしかったんだ。

でさ、

静岡の田舎から東京に行って、

あるダンサーのワークショップに参加したんだ。

そのダンサーっていうのが

【ISOPPさん】

実は、ケータイ(ガラケー)でダンス動画を

探したときに、初めて見つけたダンス動画、


初めて保存して、何回も何回もみて

初めてコピーしたダンス動画のダンサーが、偶然にも

ISOPPさんだったんだ!!

すぐにファンになって、


【ISOPPさんのDVD】、【ISOPPさんの所属していたダンスチームのDVD】

とか、あらゆるものをとりあえず買って、すべてを吸収した。


絶対ダンスに関係なさそうなCDも買ったよ。

もうこの人しかいないって思ったよ。【ISOPPさんに全賭けした】

ISOPPさんのムーブはとにかく全部できるようになってやろう!!

って意気込み。

今でもISOPPさんはブログをやっていて、

読んでいて面白いし、すごい興味深い!

ダンスをやっている人はもちろん、やっていない人も

読んでいて元気がもらえます!!

高校時代にISOPPさんから学んだことは、


【今でも自分の中に生きている】


ISOPPさんのモットー

   《《完全燃焼》》

「心、技、体、共に妥協せず最後まで燃え尽きること」

この言葉が高校生だった自分の


確かな行動指針になったんだよ。




高校生なんて、考え方がぐちゃぐちゃしてるだろ?


大人ぶってるけど、自分の軸なんて全くないし、


進路を決めるときだって、すげー適当だったろ?




おれなんて、トヨタに入社できれば最高でしょ!


って、意味不明な考えで、模試の時に選んだ大学が“豊田工業大学”

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