象牙色のフランス旅行 第4話

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前編: 象牙色のフランス旅行 第3話
後編: 象牙色のフランス旅行 第5話

Plongeon des forces armé

(軍隊突入)


さて、モンマルトルで一暴れしてその後は何事もなくダリ美術館を周ってホテルに戻ったわけですが、何故か「騒動」が耳に入ってたらしく先生から怒られ、部屋に戻りました。


明日はそれぞれが違うメンバーで行動するようで、僕は一緒に動くツレもおらず、途方に暮れていました(基本、友人作れないタイプですからね)。


翌日、ホテルに一人いても勿体ないし、ヒマなんで一人で動いてみることに。

目的地はパリの南方向の地下鉄終点。確か「ポートドオルレアン」だったかな?


何故、そこへ行こうと思ったかというと、当時「ジャンヌ・ダルク」にハマってまして。んで生地とか銅像だとか、ゆかりのある物や場所に行ってみたかったんすよね。


で、確か「オルレアンの少女」という肩書と南フランスの生まれだった気がしたので地下鉄路線図見て、南の終点の駅の名前が「ポート・ド・オルレアン」と書いてある(ように読めた)ので、そこを目指すことに(ちゃんと調べてから行けばいいものをね。ハマってた割にそういうことはやらない)。


ホテルの近くの駅から路線図とその路線の色を確認して切符を買います。

けど現地の人はみんな改札飛び越えてくんですよね。どうやらそれが当たり前のようです。


地下鉄に一人で乗ってみると意外と普通。


日本人一人だと囲まれたりするのかなぁなんて思ってたけど(前日が前日だけにね)、何のこたぁない、名古屋の地下鉄と変わらない。どのみち知らない人がたくさんいるだけ。それに出来るだけ「現地に住んでる日本人」っぽくしたほうが無難かな?なんて。


目的地は結構遠くて、時間かかりそうだったんで、お気に入りの歴史小説をカバンから出して「乗り換えしたからどのみち終点まで行くだけ」と思い、読み耽っておりました。


いくつかの駅を過ぎ、目的地までの半分ぐらいまで来た時にエライ電車が遅くなったんですよね。「駅が近いのかな?」とも思ったけど、その割に駅に着かないし、変わった運転するなぁとも思ったんだけど「ま、信号かなんかかな(←バカ)」と勝手に思い込み、小説の世界に戻ります。


更に少しすると車内アナウンスが流れました。

が、フランス語なんでさっぱりわからない、その後ゆっくりと駅に到着しました。


乗客はみんな降りてしまい、遂に客は僕一人になりました。

「みんなここで降りる人だったんだなぁ(←更にバカ)」

と小説を読んでいたら


電車内に軍隊突入


してきたんですよ。

意味がわかりません ワケがわかりません

銃口向けられて、銃で僕に車両から降りるよう促します。

僕は一先ず小説をカバンにしまって、車両から降ります。


「えっ?はっ?」と何が起きてるのかさっぱり判らず、ホームにいたら、更に怒鳴りたてられます。

どうやら「上に行け」、と言われてるもよう。

とりつく島もないので、仕方なく階段上って地上へ。


みんなの読んで良かった!