育児奮闘日記〜vol.2〜

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私は、2歳9ヶ月の男の子のママです。

この話は、私がここまで息子と過ごして来た日々を赤裸々に書いていきたいと思ってます。


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      『一緒に成長してね』


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「ここまでの育児の中で、何が一番つらかった?」

そう聞かれたら、間違いなく「離乳食」と答えます。

離乳食とは、母乳・ミルクから普通のご飯に移行するまでに味や消化器官を慣らすために行われるものです。

最初はスプーン1杯から。

徐々にその量や回数を増やしていきます。

私は、1回食の時でさえ辛さを感じていましたから、3回食の時にはもう恐怖以外の何者でもありませんでした。


毎日、育児本やネットで良さげな離乳食のレシピと格闘し作るものの、息子はそんな事はおかまい無しに「床に食器を落とす楽しさ」を見つけます。

それは それは 楽しそう。

すこしでも油断すると一発です。

ここでもだいぶ心折れましたが、我が家では、バンボという幼児用の椅子の下にビニールシートと新聞紙を広げ、かなり防御策は張っておりましたので、なんとか私も理性は保っておりました。


が、離乳食が進むと息子もいろんな挑戦をはじめました。

一番キツかったのは、食器の中に頭からダイブ。

離乳食自体がドロドロしているので、こうなると毎食後 お風呂タイムになります。


「食は子供の意思を尊重してあげてください」

「遊びながら食べる楽しみを知っていきます」

もう育児書が憎い。

おっぱいあげていた時のほうが楽だった。

ずっと、ずっと、楽だった。


一生懸命「立派なママ」になろうと背伸びしていた私の心は離乳食みたいにドロドロになっていった。

正直 息子もおっぱいのほうが喜ぶので、なんでこんな思いしながら離乳食をあげなきゃならないのか

わからなかった。


でも不思議なもんで、人って悩んでる時ほど身近な人に話せない。

旦那にも、友人にも、誰にも言えなくて、苦しかった。

今思えば、何で1人で抱え込んでいたのかわからないけれど、

助けを求める事・悩みを共有する事は恥ずかしい事だと思っていたんだ。

「ダメなママ」の烙印を押されるようで怖かったのもある。

子供の前では一生懸命笑っていたけれど、それも限界に近かった。


そんな時に、息子の健康診断があって初めて勇気を出してある項目に丸をした。


「育児を困難に思う」


丸を書きながら心臓がバクバクした。

いろんな検査が終わってから、保健師さんに「別の部屋で話そうか?」と言わ

この後 どうなってしまうのか、

このまま 息子と家に一緒に帰れなかったらどうしよう?

とか、もう1人でパニック状態。


別室に入ると、保健師さんが優しい顔でこう言った。

「1人で抱え込まないでくれてありがとう。お話聞かせてくれるかな?」

その言葉に、今まで耐えてきたいろんな想いが一気に涙となって溢れた。

息子を怒鳴ってしまった事 (詳しくはコチラを参照

離乳食が辛い事

息子の事はたまらなくカワイイのに、育児をツライと感じてしまう自分が嫌な事・・・

今まで押さえ込んでいた思いを一度外に出したら、もう止まらなかった。

保健師さんはうん、うん、と優しく頷いてくれていた。

私は、それだけで嬉しかった。

きっと誰かにずっと言いたかった。

こうして話を聞いて欲しかった。

毎日、毎日、ママとして立ち上がり続けなくちゃいけないから、

いつも私は強がっていたんだと思う。

ひとしきり話終わって、保健師さんが言った。

「あなたは立派なママね。偉いわ。でも、ママだけそんなに頑張っていたら大変よ。

ママだって子育て初心者なんだから、赤ちゃんと一緒に成長していけばいいのよ。

大丈夫、この子はママを心から愛してる。それは あなたの愛情に賜物でしょう?」

涙ってこんなにでるのか?ってぐらい泣いた。

泣いて、泣いて、泣いて・・・

自分な中の見栄とか、醜いモノが無くなったような気がした。

その後、別室で待っていた息子を迎えにいったんだけれど、

その時に息子を抱きしめた感触・重さは絶対に忘れない。

心地よい命の尊さを肌で感じたんだ。

泣きじゃくりながら私を求める小さな手を、あの時ほど感謝した事はない。

当たり前だけど、息子がいなかったら私は「ママ」にはなれなかった。

こんなにも大変で、

こんなにも辛くて、

でも こんなにも愛おしい出来事は世の中を探してもきっと無い。

まだまだ新米のダメママだけれど、あなたと一緒に成長できるように頑張るから。

あなたの真っ直ぐなその瞳の前では、たまに弱音を吐く事もあるけれど・・・

でも、忘れないでね。

ママはあなたを世界で一番 愛してる。










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育児奮闘日記〜vol.3〜

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