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14/12/11

学校との両立に四苦八苦 〜青春の京都学生ガイドクラブ〜

Image by Olia Gozha

京都の観光シーズンは、春は4月〜5月、秋は10月〜11月です。


年によっても違いましたが、わたしは、1シーズンに40台くらいの仕事を受けていました。修学旅行は、大抵平日なので、必然的に土日の仕事の数は少なくなります。


と言うことは…、そうなんです。ガイドの仕事は、見事に「ちゃんと学校に行かないといけない時期(曜日)」にかぶっているんですね。


シーズンに入る前に、仕事が混んでいる時期(曜日)がわかりますから、「ここは……。学校行けないな……。」とある程度、覚悟を決めたものです。


わたしの大学(というか学科)は、それほど出席に厳しくはなかったのですが、中には「出席絶対」という授業もありました。体育と語学と仏教学(仏教系の学校だったので)です。


「休んでいいのは半期に3回まで」という確固たる噂(笑)があったので、何とかその範囲までで授業を休むのをおさえて、できるだけ仕事に行けるように……。とスケジュールを考えていました。体育を3回休んだ後は「あ〜、これで熱が出ても、這ってでも来ないとダメなんだ」と思ったものです。


ちなみに、学校によっては、冬にスキー合宿があって、体育の単位を落とした人はそれに行けば単位がもらえるというような救済策がありました。(確か、◯志社大学)なので、最初から単位をあきらめて「いいよ、合宿行くから」と、仕事しまくっていた人もいましたね。


4回生の秋、最後のシーズンは、就職も決まっていたので、「もう乗り放題…!」と言いたかったところですが、卒業のためには、ゼミに出なければなりません。


一度、ゼミの日に、奈良の飛鳥の仕事が入ったことがありました。仕事は午前中で終わりだったので、「橿原神宮前から京都まで、近鉄特急で約1時間、京都駅からタクシーで行けば、2時40分からのゼミに出席できる!」ということで、行くことにしました。


ところが、なんだかんだと仕事が伸びてしまったため、学校についたのはゼミが始まってから1時間後!ゼミのメンバーからは「こんな時間に、何なの?」という目で見られましたが、わたしにとっては「卒業のために出席する」という事が大切だったので、大遅刻だろうが何だろうが、出席することに必死でした。(汗)



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