お金の女神が教えてくれた、新しい時代のお金の引き寄せ

次話: ★お金の女神が教えてくれたこと 「蛇のように賢く、鳩のように純真であれ」★


生まれた町が地図から消えるかもしれない、そんなときに「お金がなくても幸せ」なんて言えますか?



私の両親は公務員で、兄も公務員ですので、

私が育った家は堅実な職業を堅実にこなす、

お金は強いて求めない、というのを良しとする家庭でした。


また、つつましくささやかに暮らすというのを

一番大切にしていたと思います。


分を守っていい子でいれば、

国が守ってくれる、

というような考えをしていたと思います。


両親が、過度にお金を求めることを嫌っていたので、

私も、ずいぶん長いこと、

お金がなくても幸せ!


お金で幸せは買えない!


みたいに思っていたと思います。




でも、それが覆ったのが、


2011年3月11日の東日本大震災です。



私が生まれた町は、福島県双葉郡大熊町。

震災が起きたとき、私は東京丸の内のビルの中にいました。


震源地が宮城の方だと聞いて、すぐに心配したのが、


原発のことでした。



帰宅難民となり、その日の夜は会社に泊まったのですが、

やがてインターネットで流れてきたのが、


原発事故のニュース。



震えが止まりませんでした。




やがて、日を追っても解決しなかった原発事故をうけて、

福島第一原発の周囲の住民たちが

避難をはじめました。



私が生まれた町からも、人々がどんどん出ていきました。


祖母の実家のお隣の方は、

避難所にはペットを連れていくなと言われて、

大切な家族の猫を置きざりにして避難させられました。



それを泣く泣く私の母に電話で語るお隣さんの話を伝え聞いて、

ご縁ある人の大切な家族であるの猫ちゃんですら救えない

自分の無力さを本当に歯がゆく悔しいとと思ったものです。



私にお金があれば、守れたかもしれない。

もっともっと、してあげられることがあったのに、と思いました。



人気ブロガーでありメンタルコーチであるワタナベ薫さんは、

宮城がご実家ですが、

ご著書の「なぜかお金を引き寄せる女性39のルール」の中で、

こんな風に語っています。


※ワタナベ薫さんの著書はこちら⇒http://goo.gl/9QCqV5


----------------------------------------------------

ルール10 お金がなくても幸せはウソ


2011年3月11日の震災の時、私はどれだけお金が欲しいと思ったことか・・・

実家は被災地でしたから、自分の青春の場所に行ったとき、

変わり果てた土地に足の震えが止まりませんでした。


全部メチャメチャだったのです。


もっともっとお金が必要と強く思いました。お金がたくさんあれば、必要な人に廻してあげることもできるし、

・・・


自分がやれる分がわずかにしか思えず、

「お金なんてなくても幸せよね~」などの考えは1ミクロンもなくなりました。


---------------------------------------------------


ワタナベ薫さんがおっしゃることは、

私が震災の時、そしてその直後に感じた思いと全く同じでした。



「お金なんてなくても幸せよね~」なんてとても言えなくなりました。


そもそも、お金を否定するのは、

成功者と言われる人たちがもっている「お金に縛られない本当の豊かさ」とはまったく違います。



なぜなら、お金はいらないということは、見方を変えれば、

自分さえよければいいということにもなりかねないのではないでしょうか?



つまり、お金がいらない、お金を否定するということは、

自分が満たされてさえいればよくて、

自分以外の誰かのために何かをしてあげたい、

という気持ちにすらならない可能性があるからです。




ですから、

お金に徹底的に向き合ってマスターした人だけが、

本当の意味でお金に縛られない豊かさを体現できるのであって、


浅いレベルでお金を否定することは、

豊かさの流れを止める自己中心的な考えになる危険性がある、

とも思うようになりました。



震災の時ほど、喉から手が出るほどお金が欲しかったことはありません。


今でも、生まれた町のために何かできることがあるなら、お金が欲しいと思っています。




ここが、私にとってはお金のことを真剣に考え始めるスタートラインだったと思います。



それまでは、どちらかというとお金は嫌いと思っていましたし、

お金を受け取ることも与えることも下手でしたから。



・・・そんなころ、とても不思議なことが起きました。

ある日突然、「お金のことを教えてくれる女神的な存在」との会話が始まったのです。


その存在を仮に「お金の女神」と呼ぶことにします。




お金の女神から教えてもらったことを、

これから綴っていきます。

著者の高橋 ともえさんに人生相談を申込む

続きのストーリーはこちら!

★お金の女神が教えてくれたこと 「蛇のように賢く、鳩のように純真であれ」★

著者の高橋 ともえさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。