ブラック企業の脱サラ凡人が本を出すテレビ出演アーティストになった金コネ才能なしの成幸物語9

1 / 3 ページ

前編: ブラック企業の脱サラ凡人が本を出すテレビ出演アーティストになった金コネ才能なしの成幸物語8
後編: ブラック企業の脱サラ凡人が本を出すテレビ出演アーティストになった金コネ才能なしの成幸物語10

ダメ出しは最高の肥料

     


まず、書き上げた約6万字の原稿を出版編集者に送ってみました。


「正直、感動しました」


「メッセージが真っ直ぐ込められていて、若者に伝えたいと感じました」


など、感想をいただきました。


基本的に、作家デビューを目指す人の原稿が完璧に仕上がっているケースは少ないと思います。


作家が良いと思って書いた文章でも、出版社は直した方が良いと思う箇所が多いわけです。

(そこで一喜一憂していてはなかなか先に進みません)



初めて出版社内に入る


その後、出版社内で編集者Mさんと会って話すことになり、目次など本の全体が決まってきました。

(編集者と一対一で会うことが第一関門。出版社を訪問することが第二関門)


そして、僕の本の編集に携わっていただく編集者を紹介していただき、3人で会うことになりました。

(インドの高級紅茶を飲みながら)


その打ち合わせでは、僕のありのままの人間性・本質を理解していただこうと思いました。


なので、原稿に書いていないこと、普段話さないことや非常にかたよった非常識なことも伝えました。


すると後日、「このままでは自伝本としては弱い」「変わった人生だが結局、何を伝えたいの?」「川名くんは芸術家ではない」などメールでアドバイスを受けました。



「やはり、超少数派のかたよった思考は理解されがたいか……」


僕はそう思うと同時に、『芸術家』と『アーティスト』の違いをも考えさせられました。


『芸術家』とは、作品がすべてだという美徳を持つ一点集中型の職人気質の創造者。

『アーティスト』とは作品制作も含め、講演や本、教育など多方面にわたって活動する創造者。


そういう意味では、確かに僕はアートはやるが芸術家ではないと言えるでしょう。

(そもそも、自分で原稿を書ける時点で芸術家ではない)


しかし、僕はアーティストでありたいと改めて決心できました。

みんなの読んで良かった!