第2話:死にたい。|「死にたい」と二度思うときから本来の自分を思い出す物語
中学校時代。
自分は浮いていたのかなんなのか
いじめにあっていた。
しかも2つの側面から
一つ目は学校。
学校にいけば
物を隠されたり、暴力を受けたり、言葉の暴力を食らっていた。
「お前なんて生きてる価値なんてないんだよ。」
「なんで自分がこんな目にあうんだろう。」
「もうやだ。。。。学校なんてなくなればいいのに」
毎日の重たい感じがとても窮屈だった。
早く学校終わらないかな。そんなことばかり考えていた。
ならば学校に行かなきゃいいと思ったがそういうわけでもなかった。
もう一つのいじめは両親からだった。
家に帰ると。
「勉強しろ。」「なんでお前はこんなにできないんだ。」
「お母さんを悲しませないで。」
という言葉の雨。
家に帰っても心は休まらない。
自分の居場所はどこにあるんだろう。。。
自分を認めてくれる人は誰なんだろう。。。
学校から帰る時にずっとどこかの公園でぼーっとしてたこともあった。
このときが一番安心するときだったのかな。
家庭環境もズタズタだった。
両親も仲が悪く離婚。
母に引き取られて再婚するが
母は自分の人生が辛くなったのか自殺して亡くなってしまう。
学校、家どちらにいても辛い現実。
両親なんてやっぱり最低だ。
父親も母親も形ばかりで愛なんて存在しないんだ。
頼れるのは本当に自分だけしかいない。誰かに頼ってもどうせ見放される。
そんなことを心の中で感じていた。
「この世界なんてなくなってしまえばいい。」
そんなことをずっと思っていた。
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それから高校、専門学校へ
楽しいわけではなかったが中学校よりはよかった。
クラスで浮いていた存在かもしれないけどいじめには合わなかった。
両親とは口は聞かないが、罵倒されることはなくなった。
自分の中では平和な日々を過ごしていた。
そしてwebデザイナーとして都内で就職することに。
両親の再婚。
それから父親が再婚をした。
この時の父親は新しく再婚した父親なので全く血が繋がっていない家庭環境が
出来上がった。
自分は血が繋がっているかどうかはあまり気にしなかった。
このとき自分は都内で一人暮らしをしていて、両親は地元の茨城で暮らしていた。
そんなある時、電話がかかる。
プルルルルルルルル。
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