第3話:自分を思い出す魔法|「死にたい」と二度思うときから本来の自分を思い出す物語

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ある日の午前、天気がよいとき。

ふとtwitterを眺めていると面白そうなイベントがあった。


なにか期待をしていたのか、久々にワクワクした気持ちがこみ上げてきた。

さっそく連絡をして行ってみることに。



そこである人に出会った。

彼女はYさん。とても明るく素敵な女性。

自分はYさんの明るさにとても惹かれていた。





会うだけで自分も元気になれる人。

自分の中ではYさんに会う日はすごく楽しみだった。



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ある日出来事がおこる


Yさんと食事をしていた。



Yさん
こばけんなんだか、寂しそうだね
こばけん
えっそうかな?



自分はこのときめっちゃ寂しかった。



顔は明らかに強ばっていた。感情をガチガチにおさえていてロボットみたいな表情になっていた。




でも自分の感情を見るなんてしてなかったので全く自覚はなかった。



Yさん
「自分の感情を感じてみたら?寂しい時は寂しくていいんだよ。」
こばけん
う、うん。。。。

おそるおそる返事をしていた。

何を恐れていたのだろう。何か触れてはいけない核心に近づく感じだった。


どくん


ああああああ、、、

なにか見たくないものを見る感じだった。




感情に触れるのがとても怖かった。

怖い。。。


科学的根拠はなにもない。


でも自分の中でなにかがなにかが重要だと思える瞬間だった。


「う、うん」

とりあえず返事だけしておいた。












それから家に帰る。

家に帰るとさみしい気持ちがこみあげてきた。



さみしくてさみしくて仕方が無い。

自分は誰かに認めてもらわないと立ってなんかいられない。

自分の世界が真っ暗になって行く感覚。



誰かにメールしたい。

TVつけたい。

予定を作りたい。


そんなことを考えていた。


Yさん
「自分の感情を感じてみたら?寂しい時は寂しくていいんだよ。」


Yさんの言葉を思い出した。



自分の弱いところなんて認めたくない。

人一倍プライドが高い自分はそんなことを考えていた。


しかしながらプライドを貫いてきて人生がよくなったことなんて一度も無い。


いやいや自分の感情を覗いてみることに。



感情を感じてみる。


「ううう、苦しい、、、寂しい」





ぐわーっと全身が寂しい感覚。

逃げ出したかったが、そのまま感じてみる。









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