見えないからこそ、考える。

著者: 高嶺 菜摘

見えないからこそ、考える。


就活をしていて、思うこと。

「自分のやりたい事ってなんだ?」


この世には、何万もの数の会社があって、

その一つ一つが、問題意識や理想を掲げて会社を経営しています。


だから経営理念とか、会社のビジョンってとても重要だけど、

頭の悪い私からすると「どれも同じ」に思えてしまう。

つまり、会社・業界の中身が見えないと感じるんですね。

(しっかり見極められるツワモノもこの世にはゴロゴロいるので、おそらく単純に私の頭が悪いだけ)


じゃあそんな私が、これからどうやって企業を選んでいくのか。


正直、誰もが羨む会社で働く友人を、自分もちょっぴりいいなと思う時があります。

だって、単純にカッコイイから。

そのブランドに一回ぐらいぶら下がってみたいと思うのは、

たぶん私がミーハーだからなのかも。


ただ、就活を始めてもうすぐ8ヶ月が経とうという今、

そのブランド志向の自分が、少しずつ変わり始めてるのかもしれないと感じるんです。





「どんな問題に対して、自分のバリューを出して解決したいのか?」






あるきっかけがあって、最近私は「どの会社で働いて、どれくらいの年収が得られるのか」よりも

『自分が解決すべきと思う問題は何で、それをどうやって自分のバリューで解決できるようにするか』

って事の方が重要なのかも、と思い始めている。


今すぐに自分のバリューで解決するのは無理なのかもしれないけど、

本気で自分の能力や知識を伸ばしてやり遂げたい、と志すことって大事なのかなと。

(もちろんすぐにやりたい仕事が来るわけないのは百も承知ですが。)

そしてそれが、仕事選びの本質なんじゃないかなって、学生の分際ですが思う所です。


だから冒頭でも触れた、

「自分のやりたい事ってなんだ?」

を考えることを繰り返すって、私個人としては大事だなと思いますね。


見えないからこそ、考える。

ホント、難しい話ですねー。




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