パソコンに触れる~ひでお物語~

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中学時代のひでおは、地味に生活しており、記憶もあまり残っていない。

この記憶が正しいのかもよくわからないけど、たぶん間違いない


よく遊んでいた友達にMというやつがいて、こいつのうちは金持ちだった。


金持ちっぽい性格だった。ドラえもんで言えばスネ夫だ。


おれはのび太だ。


部屋に、そのころはやっていた、インベーダーゲームがあった。よくそれで遊んだ。



そしてあるとき、パソコンがそいつの家にやってきた。


当時はマイコンといっていた。それがひでおとパソコンの出会いだ。


それがコンピュータに触れた最初だった。




当時は電源を入れても画面は真っ黒で、データを読み込まないとなにもはじまらない。


パソコンの中にハードディスクがなかったからである。そんな時代だ。


それをいじってあそんでた。


といってもすぐに飽きた気がする。


そんなMとは予備校時代まではときどきつるんでたけど、いまの消息はしらない。


ときどきけんかをする。あいては、口が立つ。スネ夫だからだ。


のび太はかなわなかった。


もちろんドラえもんもいない。


くやしさでないたこともしばしばあった。




そんなやつだけど、ずっと付き合っていた。


受験前には家から遠くの一駅先の塾に一緒に入っていた。


学区違う連中と一緒に勉強していた。同じ学区はそのMだけ。


しかたなく仲良くしていた。


同じ高校に合格した。まあそれだけだ。




Mにあるとき泣かされた。というか勝手にひでおが泣いただけだけど・・・。


ふざけていて、腕をひねられた。それが思いのほか痛かったので、涙がでてきた。


その当時のひでおは泣き虫だった。。。。いまはどうかな。


感動して泣くことはしばしば。


でまあ、わざとじゃないのでそんなおおげさなことではなかったけれど、


そのときの状況がまずかったかもしれない。


なにせ、これから卒業アルバムの全体写真を撮るというときだったからだ。


その泣きはらして、なんだがぐすぐすの顔で、その後写真を撮った。


仕方ない。


その写真は、いまでも中学の卒業アルバムの中にある。


卒業式がおわって、そのアルバムを見たときに、家に持って帰るのがいやだった。


でももうしょうがない。


そのままだ。あれから見ていない。


そんな感じで中学時代はあまりいい思い出がないのだ。




まだあるけど

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