Bride of Japan 2014 グランプリ 黒部菜々佳 京都ビューティキャンプ

著者: Bride of the World Japan

忘れもしない京都ビューティキャンプ。 


キャンプの説明会の際


「皆さんリンパについて前以て学んできて下さいね」


そう言われ、頭にハテナマークが浮かび上がりました。


リンパ=琳派だと気付くのになんて時間のかかったことでしょう。笑




琳派…琳派(りんぱ)とは、桃山時代後期に興り近代まで活躍した、同傾向の表現手法を用いる造形芸術上の流派、または美術家・工芸家らやその作品を指す名称である。本阿弥光悦と俵屋宗達が創始し、尾形光琳・乾山兄弟によって発展、酒井抱一・鈴木其一が江戸に定着させた。


(Wikipediaより)




自分の日本文化に対する無知を恥じながらも、俵屋宗達や尾形光琳の名前を辛うじて知っていたことにほんの少しだけ胸を撫で下ろしました。




有名な風神雷神図屏風も琳派の俵屋宗達の作品でしたね。


ちなみにそれを検索しているときに風神雷神図屏風デートという可愛らしい曲を見つけ、急に親近感を覚えたのは良い思い出です。




いよいよキャンプ本番。 



お天気にも恵まれ比叡山延暦寺での写経、座禅体験は忘れられない素晴らしい経験となりました。


延暦寺に足を踏み入れた途端に、初めての場所なのに懐かしい感覚に襲われ、何故か嬉し涙してしまいました。


普段スピリチュアルとは無縁なわたしですが、延暦寺には何か強い縁を感じたのを覚えています。




そして翌日ほんの少しの琳派知識と共に、細見美術館にお邪魔させて頂き、貴重な細見館長のお話を伺いました。


琳派の作品の実物も拝見させて頂いたのですが、墨の濃淡だけで描かれた枝が大変印象的でした。淡い色遣いの中に日本人の細やかな美意識を感じました。




最後に豊和堂という着物工房でお着物を着させて頂いた際には、外見から心まで凛とした、着物の似合う日本女性になりたいと一層強く思ったものです。





そしてキャンプ期間中の8月30日は、なんとわたしの誕生日でした。


当日の夜に暗い表情をしたスタッフの方が入ってきて


「皆さんにお伝えしなければならないことがあります…」と仰ったので何かしでかしたかとドキドキしていたら


「あの、今日は…お誕生日おめでとう!!」


と、急に全員でお祝いをして下さったのです。


ケーキまで用意して!




驚きと感動で、ここでもまた泣いてしまいました。


本当にこんなに多くの方にお祝いして頂いたのは初めてでした。


忘れられない嬉しい思い出を胸に、皆で東京へ無事に戻ってきたわけです…





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