英語話せない!海外行ったことない!お金ない!田舎のグラフィックデザイナーが一人でニューヨークに行き、人生が変わりかけている話。【後編】

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前話: 英語話せない!海外行ったことない!お金ない!田舎のグラフィックデザイナーが一人でニューヨークに行き、人生が変わりかけている話。【前編】


Maksimさんとも連絡が取れたので、会ってみることになった。



実はニューヨークに行く前、Maksimさんのセミナーが日本で開催され、
参加していたので、これで会うのは2回目だった。




待ち合わせ場所は日本食のカフェ。


世界一周旅行をしてる大学生の男の子も一緒にいた。




その当時(~現在)私は愛媛県の特産品であるタオルを染める工場で
タオルの商品企画デザインをしており、同時にWEB関連(Facebookの管理)
も任されていた。


せっかくニューヨークまで来たのだから、MaksimさんにFacebookからの
マーケティング方法について聞いてみた。


青のり
どうやったらFacebookページのいいねが増えますかね?
Maksimさん
そもそも、青のりちゃんの会社のFacebookページおもしろくないよね。


え・・・?


Maksimさん
いいねを集めることにも意味があると思えないし。

おぉ・・・・。


Maksimさん
青のりちゃんは何になりたいの?フリーランスになりたいんじゃないの?
このままだと社畜だよ


・・・・・・。


Maksimさん
前、親がいるから海外に住まないって言ってたけど、それっておかしくない?
親は子どもが幸せだったら幸せなんだよ。海外に住みたいなら住んじゃえばいいのに

おおおお?????


Maksimさん
日本なんて終わってるよ。政治もぐちゃぐちゃだしさ



ヤバい、ゆとり世代の軟いハートでは耐えきれん。





こんなにはっきりものを言う人は初めてみたかもしれない。



(逆にこの時ムカついたから、会社のFacebookページの記事内容を変更し
以前よりリーチ数もいいね数も伸びたのだが・・・笑
結局Maksimさんには感謝してます。)







なんか色々ディスられてイライラしながら、
滞在先に帰ってよく考えた。





私は本当に海外に住みたいのか。
親が大事だから海外に住まないのか。
なぜ愛媛にいるのか。




本当に日本は終わっているのだろうか?





そんな時、ふといとこの兄ちゃんの言葉が浮かぶ




いとこの兄ちゃん
田舎の良さって、人があったかくて繋がってるところだろ?














あ、それや。












私が四国を離れない理由、



今まで当たり前だと思っていた事、人が繋がっているということ。



都会にはない、田舎コミュニティがあること。


ニューヨークの飯は不味くて食えない。
四国の飯は安くて美味い。





それに気づかない田舎の若者は皆
「四国ってなんもない」
「大阪や東京の方がええ」
と言い、県外に出てしまう。






逆に、都会の人は
「四国ってどこにあるの?パスポートいるんでしょ?笑」
「東京はいいよ、何でもあるし」
と、来たこともないのに四国をディスってくる。








そんな話を聞いていると、すごく残念な気持ちになる。





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