原因不明の肝疾患で肝移植してから約10年, 闘いは今も続く その④ ERCP再び~肝移植へ

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ERCP再び

ERCPから約1年間は目立った症状もなく、安定した状態で過ごせていました。こういうときは自覚症状もありません。

気まぐれで受けた健康診断からは約4年半経っています。

これまでと同じように大学病院への通院・検査を続けていましたが、また日が経つにつれ、血液検査データの悪化や画像診断での狭窄の進行がみられるようになってきたということです。

そこでまた、1年前と同じようにERCPのために入院することになりました。

前回の入院前の状態よりも悪化しているとのことで、今度は有無をいわさず即決です。

しかも、今回は初めから複数回検査することも考えているようです。1回目で様子をみて、その後の治療方針を決めるということでしょうか。


この状態だと、おそらく身体のだるさなども相当あったと思うのですが、その辺の記憶は曖昧です。


失敗2回

ERCPは前年に2回やっているので、準備なんかで特に困ることもなく。

前年の入院では予定より期間が延びたこともあり、髪がぼさぼさになり洗髪もできず困ったので、このときは前日に丸刈りにするなど、準備万端です。

同じ病院・同じ病棟でスタッフも前年とほとんど変わらず、環境面はとても良く、安心して挑めました。


検査・処置は入院して数日後に行いました。

結果は、またしても失敗です。

MRCPでの画像診断で考えられていたより、はるかに胆管狭窄は進んでいて、内視鏡を進めることができず、中断したとのことでした。

鎮静剤を多めに使ったのか終了後も頭がボーッとしていましたが、このことと、日を改め、高精度の検査器具類を用意し医師(技師?)も交代して再度施行するという説明を受けました。


そして中1日空けて、再チャレンジです。

ここで上手くいければその後も随分違ったのでしょうが・・またまた失敗です。

鎮静剤もかなり多く使ったのか、検査中から意識は朦朧としていましたが、雰囲気からなんとなく上手くいかなかったのかな, と分かりました。

かかった時間もかなり短かったように思います。

検査終了後は、点滴などつながれた状態でベッドに寝た状態のまま部屋に戻されるのですが、その道中で、

失敗ですか?

とか、聞いたりもしました。


後で聞いた説明によると、前回突っかかったのと同じところから内視鏡を進めることができず、逆に無理に進めようとして胆管を傷つけた可能性もあるということです。

もうこの状態でERCPを繰り返し行うこともできないそうです。


治療の行方

ERCPは内科的な処置としては最後の手のようなもので、治療としてできることがなくなってしまいました。

2回目のERCPの後日、このことを踏まえて諸々の説明をまとめて受けることになります。


こちらは本人含めて身内数名。相手さんは主治医をはじめズラ~ッと10人近くは並んでいます。

この時点ですこし異様な雰囲気です。

実際にERCPで撮影した胆管の写真を見ながら、ここで狭窄が・・とか言うのですが、相変わらず画像の見方はあまりよく分からず。


結論として出てきたのが、この言葉です。

残す可能性は肝移植のみ, それがなかったら余命は1年あるかないかです。
????!!??

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