「置口空助の発達障害自我強化論」(自我強化=目的意識+フレームワーク思考+対認知機能障害用ITツール群)ようやく自己コントロールが出来るようになった話。④「目的意識」私論

前話: 「置口空助の発達障害自我強化論」(自我強化=目的意識+フレームワーク思考+対認知機能障害用ITツール群)ようやく自己コントロールが出来るようになった話。③自我強化概論
次話: 「置口空助の発達障害自我強化論」(自我強化=目的意識+フレームワーク思考+対認知機能障害用ITツール群)ようやく自己コントロールが出来るようになった話。⑤「フレームワーク思考」私論その1

その効果

テーマがないと思考出来ないのなら自分でテーマをつくればいい。目標を設定するのです。

自分にとって価値のあるものでないと意味がない。例えば日曜日ラーメンを食べたいというのは駄目だと思う。自分にとって心がワクワクし、ときめくようなものがふさわしい。最も効果があるのは、人生をかけも達成したい望みを目標に設定することです。


私の目標は「発達障害者を幸せにする」です。

文句を言いたいかたもいるかもしれないですが、本人としてはリアルガチなのでね。勘弁して頂くとありがたいです(笑)。私にとってはもうすでに「存在理由」です。よく家族のために仕事を一生懸命働くお父さんが「家族を支えるという気持ちが、自分を支えてくれているんだ」と気づくことがあるように、私もそうなのです。私は発達障害者の存在に支えられているのです。感謝ですね。


目標を設定したことが、自分が変わったことをきっかけです。劇的にすぐ何か変わったわけではないですが、私の人生で始めて今まで混乱していた心と脳が始めて志向性をもつことになりました。


目標を決めるだけでは実は弱い。常に自分の目標を忘れない方法が必要です。意思が弱いことにかけては自信がある私が、常にそのことを考えるようになったのは原因があります。


目標を目に入るところに置く。私は目標を紙に書いて壁に貼りました。いろんな成功哲学の本で紹介されている方法です。私は強烈な効果を実感している。ただ脳科学や心理学でどういう位置づけをしているかは分からない。ですが、実感としてすべての行動が自分の目標を意識したものになる

人とは会話が出来ない人間でしたが、集まりに参加するようになる。目標のためにはどのような知識がいるかネットで調べるとか。

より深くなると無意識で相応しい行動をとるようなるし、気がつくと目標のことを考えるようになる。

もっと深くなると目標達成に必要なものが自分の前にくるようになる。


信じるか信じないかはあなた次第。ただ簡単です。いろんな方法の流派があるけど、試しにひとつでも複数でもいいし、自分の目標を目に付くところに置いて下さい。「人に親切にする」、「もてるようになる」でもいいですよ。とりあえず1年貼ってみて下さい。多分あなたは1年前のあなたとは違ってきている(かも)。





Tアイテム

私の生きる上での方針は「発達障害者を幸せにする」です。これを部屋の壁に貼り眺めて10年以上生きてきました。自分の中では存在意義になっています。そのためにどうするかを決めその期間を30年と決め、10年毎に達成すべき目標を定めました。


第一期2004年9月13日から2014年9月12日 大きな意味で「発達障害の克服」です。これも壁に貼っています。そしてそのためにひつような指針になるものがあります。


これをTアイテムと呼んでいます。文字通り「考える(Think)アイテム」です。これも常に目の見える所に貼るのです。「発達障害者を幸せにする」も「発達障害の克服」もある意味「考える(思考するための)アイテム」といっていいですが、ただそのままでは余りに漠然としているのです。

自分の目標を達成するためには、数限りない「行動」が必要になります。これを創るためにもう少し絞り込んだ「Tアイテム」が必要です。これが自分の目標を達成するうえでどうするか、考えるための指針になるのです。私は第一期では大きく分けると4種類の「Tアイテム」をもっていました。そしてこの下にたくさんの「Tアイテム」があるということです。10年の間に多少、言葉を変えたりもしましたが、大きくは変わっていません。

①発達障害者の「生き辛さ」を軽減する工夫とは

②発達障害支援組織をつくるには

③必要な知識・技能は何か

④人として成長をするためには


このTアイテムも壁に貼っています。確固とした目標があり、それを達成するための指針となるTアイテムです。これを常時目の入るところに貼ると、アイディアがとまらなくなります。私は特に思考の持続力の弱い人間ですし、基本的に人の集中力を信じていません。ひとつ物事をずっと考えるということに、持続力・集中力を維持することは難しいですよ。

所謂、成功哲学の系譜といっていい書籍の中で、自分の目標(と「Tアイテム」的なもの)をメモにかき、肌身離さずもち常にメモを眺めるといった技法を紹介されている書籍もありますね。私は壁に貼っているので、外出中も見ることはできませんでしたが、それでも10年以上経験を持つ人間の感想としては、脳に刻み込んだという実感があります。


そして、ほとんど無意識で考えているような感覚です。そして、「アンテナ」をたてているような感覚もありますね。目標だけでなく、それを達成するための指針となる「Tアイテム」も貼ることをお勧めします。


実はこれは私だけかもしれませんが、ひとつ問題がありました。「Tアイテム」のお陰で「アクションアイテム」がたくさん集まるようになります。これはいいことなのですが、私の特徴のひとつに優先順位をつけることができない。取捨選択が出来ないというものがあります。そのため、ほとんどインスピレーションに近い感覚で集まるアクションアイテムの渦に困っていたことがあります。

これも解決しています。あるフレームワークを使うことで。このことが「自分のスタイル」を構築することが出来るようになりました。後で詳しく。





著者の置口 空助さんに人生相談を申込む

続きのストーリーはこちら!

「置口空助の発達障害自我強化論」(自我強化=目的意識+フレームワーク思考+対認知機能障害用ITツール群)ようやく自己コントロールが出来るようになった話。⑤「フレームワーク思考」私論その1

著者の置口 空助さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。