「置口空助の発達障害自我強化論」(自我強化=目的意識+フレームワーク思考+対認知機能障害用ITツール群)ようやく自己コントロールが出来るようになった話。⑦「対認知機能障害用ITツール群」私論

前編: 「置口空助の発達障害自我強化論」(自我強化=目的意識+フレームワーク思考+対認知機能障害用ITツール群)ようやく自己コントロールが出来るようになった話。⑥「フレームワーク思考」私論その2
後編: 「置口空助の発達障害自我強化論」(自我強化=目的意識+フレームワーク思考+対認知機能障害用ITツール群)ようやく自己コントロールが出来るようになった話。⑧自我強化の現在

認知機能を補完する

認知障害という影響はとてつもなく大きいです。記憶、思考、理解、計算、学習、言語、判断などの知的な能力全般の障害だからです。

例えば、記憶する、察する、思考する、整理する、まとめる等。細かく書くことが無意味に思えるほど、知的な能力のひとつでも劣る部分があれば、人生に多大の影響を受けます。間違いなく当事者の「生きづらさ」の大きな背景の一つです。


自分の願いを叶えるために、自分を向上させるしかないと気づいたとき、いろんなことをするのです。でも「学習するスピードが遅い」ことに気がつくことになりましたし、たとえば、それでも努力を継続しても「整理する」ことが苦手なため、学習に使用する教材を紛失してしまい、今までの努力が水の泡になることも何度も経験しています。

何度自己嫌悪に陥ったかわかりません。覚悟をきめ自分の目標に全力をささげたいと思っても、その入り口にすらたてないのですから。それでも試行錯誤のすえ私の選択したものは徹底的にITを使うということです。


これは持たざるものとして選択でした。こうするしかないのです。その当時は正直「認知機能障を補完する」といった意識もなかったです。対思考空白という発想の元で、様々な取り組みをする中で、「自分の苦手とすることをどう克服する」ということに直面するわけです。

定型発達者であれば「じゃぁ頑張る」といえば、頑張る行動をして事態を改善するのでしょうが、発達障害者としては「頑張る仕組み」を構築することから始めなければならないのです。これが認知機能障害の恐ろしさですよ(笑)。当然ながらITを使うことになりますよ。これを何年も延々と繰り返していきました。


その過程で、認知機能的に何が苦手か理解できるようになりましたし、また苦手の部分を補完するための私なりの「対認知機能障害用ITツール群」を完成させました。何が幸いするかわからないですね(笑)。

自分を変えようとして、努力しても実を結ばない人もいると思います。人と比べ少ししか変わらないことに自己嫌悪に陥り、努力をやめる人もいると思います。私自身の経験から定型発達者と同じような努力をしても、努力にならないことが多かったです。ですが、対認知機能障害用ITツール群を構築するならば変わります。どんなに困難なことでも、そこに「工夫」の余地があることを信じてみて下さい。諦めるのは早過ぎる。




管理と取り出す仕組み

「「工夫」の余地があることを信じてみて下さい」と言った以上は、自分なりものを紹介しなければフェアではないと思うので書きます。ただあくまで「置口空助」に効果があった方法と理解して下さると助かります。


私の中で最重要なのは、「管理して、いつでもすぐ取り出せる仕組み」です。前の章で紹介した「フレームワーク」の概念もそうですが、当事者の「生き辛さ」を軽減する方法はあると思います。そして多分当事者の皆さんもこれまでの生きてきた中で、自分なりの方法論ってあると思います。ただここで皆さんに問いたいのですが、その方法論は必要なときに使いこなせていますか?例えばIT群のなかに自分に苦手とすることを補完する「仕組み」を構築したとしても、それだけでは絵に描いたモチなのです。実践で使いこなせるように準備をしなければ意味がない。


管理の部分はクラウドサーヒスにすべての情報を集めています。溜まりがちな書類や書籍は必要であれば裁断してPDF化してからクラウドサービスに送ります。重要なのは体系的な一元化する仕組みです(ひとつのサービスにではなく、サービス群に収斂する事です)。

Google系サービス

Evernote(オンラインストレージ)

Toodledo(タスク管理)

Nozbe(タスク管理)

Toggl(タイムトラッキングツール)

MindMeister(クラウド型マインドマップ)

これらのサービス群に管理する仕組みを構築しています。

取り出せる仕組みについて、基本はノートパソコンなのですが、外出先で管理する仕組みにアクセスするのはスマートフォンになります。


私が参考にした書籍を紹介します。

<考え方>

・「年収10倍アップ勉強法」勝間和代

・「年収10倍アップ時間投資法」勝間和代

・「効率が10倍アップする新・知的生産術」勝間和代

・「クラウド情報整理術」村上崇

・「クラウドどこでも勉強術」村上崇

<タスク管理>

・「Toodledo『超」タスク管理術」北真也、佐々木正悟

・「GTDストレスフリーの整理術 仕事と人生をコントロールする52の法則」デビッド・アレン

・「はじめてのGTDストレスフリーの整理術」デビッド・アレン

・「ひとつ上のGTDストレスフリーの整理術実践編」デビッド・アレン

・「未来ノート」渡邉幸義

・「スマホ時代のタスク管理「超」入門」佐々木正悟 大橋悦夫

・「クラウド時代のタスク管理の技術」佐々木正悟


<evernote>

・「EVERNOTEを便利に使う48の技」佐々木正悟、浅田義和

・「できるポケット+Evernote活用編」コグレマサト いしたにまさき 堀正岳&できるシリーズ編集部 

・「できるポケット+Evernote」コグレマサト いしたにまさき 堀正岳&できるシリーズ編集部


<nozbe>

・「できるポケット[公式ガイド]Nozbeノズビークリエイティブ仕事術」倉園佳三&できるシリーズ編集部


<その他>

・「ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力」勝間和代

・「記録するだけでうまくいく」佐々木正悟 富さやか

・「書類整理ハックス」佐々木正悟 富さやか

・「できるポケット+PDF快適活用術」kei_1・石塚裕昭&できるシリーズ編集部


特に影響を受けたのが

・「効率が10倍アップする新・知的生産術」勝間和代

・「クラウド情報整理術」村上崇

・「未来ノート」渡邉幸義

・「クラウド時代のタスク管理の技術」佐々木正悟


「管理して、いつでもすぐ取り出せる仕組み」を構築するうえで自分の核になっています(内容が古くなっている書籍もあります)。





私の認知機能障害の特徴を改善してくれたツール


マインドマップ

カテゴリは「ノート術」と言えます。よく「頭が良くなるノート術」、「人間の脳機能に自然な形で対応する表記法」と言われます。

10年近く継続的に使用していますが、思考力そのものに絶大な効果があります。主にアイディア出しや構成を考えるとき、思考の整理に使用しています。非常に視覚的に理解しやすい表記法なので、全体の構図、物事の関連性が理解しやすいのです。独学で習得できると思います。

・「トニー・ブザン 頭がよくなる本」トニー・ブザン

・「ザ・マインドマップ」トニー・ブザン

マイドマップソフトも複数ありますが私が使っているのは2種類です。

・「FreeMind」フリーソフトです。「FreeMind使おう会」でダウンロードできます。http://freemind.asia/

・「MindMeister」クラウドタイプです。無料版と有料版があります。http://www.mindmeister.com/ja


フォトリーディング

カテゴリは速読法ですが、文章を脳の中に取り込み、再構成して自分の知りたい情報を引き出す技術です。私はこれにより大量の本を読み込むことが可能になりました。そして書籍を読む際に重要な、作者の意図をより理解できるようになります。レポートを書く人にはお勧めの技法です。ただ独学は難しいと思います。

・「[新版]あなたもいままでの10倍速く本が読める」神田 昌典

私はこちらの会社の講習を受けました。

・「ALMACREATIONS」http://www.almacreations.jp/seminar/pr/

フォトリーディングではなく、基本的な本を読む技術を高めたい方にはこちらの本もおすすめです。

・「本を読む本」J・モーティマー・アドラー V・チャールズ・ドーレン


ドキュメントスキャナ+裁断機+Acrobat

ドキュメントスキャナで紙媒体をPDF化してクラウドサービスに保管するのです。書籍類は裁断機を使い自炊をします。そしてAdobe 社の「Acrobat」(PDFの作成・編集ソフトです)を使うことで紙媒体の情報を効率的に自分の知恵として落とし込むことが出来るようになりました。お陰でレポート書くことが苦手ではなくなりました。検索機能があるので知りたい情報にすぐ見つけることが出来るのと、編集機能があるので書く作業自体が大幅に効率化出来るのです。


親指シフト

キー配列規格の一種ですが、ローマ字入力よりも打鍵数が少ないため、段違いのスピードで文章を作成することが出来ます。

私は実は注意欠陥があり、手で文章を書くことが苦手です。「てにをは」を間違えますし、文字自体も上手くかけません。キーボードのローマ字入力では不器用のためタッチタイピングの習得はどんなに努力をしても無理でした。そして、不器用のためキーボード操作に集中できず、文章を間違えても気が付かないのです。そのため手で文章を書くよりも誤字脱字が酷いものでした。

こんな私ですが親指シフトにより、タッチタイピングが可能になりました。以前に比べ誤字脱字も軽減しました。何よりもタイピングスピードが向上したことにより、考えたことが文章として残せるようになったことで、思考能力に強烈な効果がありました。


ただ、私の場合、独学は無理でした。まずエミュレーターソフトも数種類あり、どれを選んでよいか分らないし、しかも設定も必要になる。相当な時間をかけましたが、習得する前の準備の段階で挫折してしまいました。

結局私はこちらの会社の講習をうけて身につけました。

「エクセルマクロ・VBA達人養成塾」http://www.exvba.com/ 





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