30代半ばのオッサンが起業した話 最終回

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3期目に入って更に色々なことが順調になった。

明確な目標を掲げると必ず達成できる。

だから、その時には達成できる根拠が全く無い目標を立てるようになった。


woodsmallは税金対策で身内を取締役に入れているが、実質は俺一人でやっている。

これから会社を成長させていくにあたって従業員も雇うだろう。

企業としての存在意義を明確にする、という意味で企業理念を制定した。


今現在は売上予測もかなり正確に出来るようになった。

自社アプリ事業(アプリの広告収入)は弊社の売上の60%を占める主力事業に成長した。

受託開発事業が2番目。

そして第三の柱となる新規事業も立ち上げた。こちらも順調に売上を伸ばしている。


そして、上期が終わる4月末で売上見込みではあるが3期目の売上目標も達成した。

社員を雇う為、事務所を探している。


起業して10年後に生き残る(というか突き抜ける)為、10ヵ年計画も立てた。

個人の借金である350万円を4月で完済した。

会社のキャッシュは常に数百万ストックできるようになった。

妻の軽自動車がボロボロになったので、新車を購入した。軽自動車ではあるが。

念願のポルシェを購入した。納車は8月。


今現在もクレジットカードについてはブラックリストに入ったまま。

ローンは組めない会社もあるし、組める会社もある。

正直言うと痛くも痒くも無い。現金で買えば良いだけの話である。


一人で会社をやっていると色んなことが起こる。

受託でお客さんと揉めたり。

自社アプリを模倣されたり。

日々自社アプリへの問合せが来たり。

とにかく仕事は多岐にわたる。

そういうネガティブなことや、厄介なことに一切妥協せず、真っ向から立ち向かうようにしている。

絶対に逃げない。そうすると事態は必ず良い方向に行く


会社は順調だし、好きな物も買えるようになった。あとはガレージ付きの広い家くらいだろうか。

来期の役員報酬(社長の給与)はビックリする位の金額になるだろう。


サラリーマンをしていた頃から今現在でも一貫して思っていることなのであるが。

贅沢なんて出来なくても良い。

『日々の生活に困らず月に1度くらい家族で外食でもする』

それさえも出来なかったから、俺は起業した。

そして実現した。


弊社の企業理念の一つにこんなのがある。

全ては従業員とその家族の為に

これからは、社員を雇って、従業員とその家族に同じ思いをさせてあげたいという思いから。


これから先、困難なこともあるかもしれない。

だが、1期目を思い出せば、必ず乗り越えられる気がする。いや乗り越える。


今現在は、7年後を見据えて、今出来ることを精一杯悔いの残らないようにやっている。

正直、現状のままでも十分満足だし、一人でやっていけば当分は安泰だと思う。

だが、常に更なる高みを目指し、常に上を目指したい。


今でもたまにサラリーマンをしてた頃の夢を見る。

夢から覚めて仕事部屋に行くと、確かにそこにはふたまわり位大きくなったデスクがある訳で。現実に引き戻されて安堵するのである。俺の居場所はここだ!

今は起業して心底良かったと思う。



第1話から読んで頂いた方、ありがとうございます。

特に誇張もせず、事実に基づいて書きました。ただ記憶は曖昧で、一部事実と異なるところもあります。

第3話に"会社は何を本業にやっていこうか。実は明確に決めていなかったのである"とありますが、明確にありました。書いてて思い出しました。当初はauスマートパスに自社アプリを提供することを目的としていました。


いつかwoodsmallを世界的な優良企業に成長させ、自身のサクセスストーリーとして半生を綴った本でも出版したいと思ってます。

『明確な目標を掲げると必ず達成できる』


またその日まで。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


株式会社woodsmall

代表取締役CEO 小林 高志

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30代半ばのオッサンが起業した話 破綻編

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