<おっぱいカルマ浄化のため風俗に行った話>

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逃げちゃダメだとか

そんな精神状態になってる時点で

もう負け戦確定なのだw

こういうのは

軽やかなエネルギーで

楽しく行くもんなのだ。

そしておっさん二人のパーティーは

無料案内所に着く。

もはや二人はおっぱぶではなく

ヘルスを視野に入れていた。

目標をセンターに入れてスイッチ。

目標をセンターに入れてスイッチ。

謎の言葉が頭の中で反芻する。

「おっぱいの大きい子で」

今度はぶれなかった。

すると店員のお兄さん

「今ならHカップの子がいけますよ」と。

H・・・カップだと・・・

H

それは

ハレルヤのH。

その瞬間

楽園への扉が開いた。

 

 

 

 

 

ここからは蛇足だが。

 

楽園から地上へと帰り

僕は先に終わっていた仲間の元へと赴いた。

会った瞬間

彼はふかくうなだれた。

おいおいどうしたんだと。

風俗後

こんなしょぼくれた

こいつの姿を僕ははじめてみた。

聞けば

「はじめてイケなかった」と。

その仲間は

風俗人生無敗だった。

どんな修羅場でも

間違いなく最後まで仕事をこなした。

その姿勢を

僕らは深く尊敬していた。

僕がイケなかったとき

「いや、おれもイケはしなかったけどさ

ほかのことでめっちゃカバーしたっていうか・・・」

という見苦しい言い訳をした際

「イクこと。それが嬢への最高の恩返しだろう」

という名言を残していた。

言葉ではなく行動で魅せる。

これぞプロフェッショナル。

僕らの憧れだった。

ちなみに僕はハードなソロプレイに明け暮れた上

タイムリミットに弱く

日本の風俗においては

半分はイケてないことをここで告白しておこう。

いいのだ。

みんなで冒険すること。

それが楽しいのだ。

いらない告白だったw

話を戻そう。

僕らの憧れだったそいつは

はじめて敗北を知った。

僕は言った。

「はいあがろう。

『負けたことがある』というのが

いつか大きな財産になる」

ちなみに僕は

この日もイケてない。

 

 

 

 

 

後日談。

おっぱいを揉んだ僕は

自己信頼感を取り戻し

その後の数時間だけで

大きな仕事が5件決まった。

今も

ものすごい勢いで仕事が舞い込んできている。

ここで僕が学んだことはひとつ。

「自分を喜ばせることに

ためらっちゃいけない」

少年の神話が始まった。

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