本来の自分について~22年間自分壊しを続けた私~7

前編: 本来の自分について~22年間自分壊しを続けた私~6
後編: 本来の自分について~22年間自分壊しを続けた私~8

この本来の自分に私が気づけたとき、まず、私は不安を眺められるようになりました。


不安も風景が流れるように消えていくことを知りました。

不安にならないように強くなるわけではなく、どんな不安も全ては流れていくんだときちんと理解すること、これは私にとって本当の安心でした。





それから、本来の自分から全てが生まれていることが分かってきます。

全てとは私が認知できる全てです。逆に言えば、本来の自分以外では何も生まれないということです。


これが分かると、思考に過度に頼ることは意味がないと分かります。

思考は常に過去からの経験をもとに現状を把握するので、本来の自分からは離れてしまいます。




本来の自分とは今ここの自分です。

今は常に一瞬一瞬です。そこから全てが生まれ、自分は一瞬一瞬変わっています。



あるとき立ち止まって、自分とはこうだと言えるようなものではないのです。

それは常に変わっている、ことすら気づかないくらい変わり続けています。つまり常に永遠に未知なのです。


だから、基本的にはその本来の自分に集中していればいいのです。




でも、そんなとても勢いのある本来の自分に、理屈で自分を捕えようとしても無理です。


分かりやすく言えば、自転車に乗っているような感じですね。




自転車に乗るのに理屈は不要でしょう?

乗れるまで何度も練習して、あ、乗れたと思ったら乗れる、それだけです。何の大層なテクニックもいらないで、よく考えればとても複雑な動作をたくさんの人がやっています。


自転車に乗るのは、ただ、乗ります。

乗ろうと考えずに、いや、むしろ何も考えない方が、自然に楽に乗れます。それと同じですね。





もちろん、思考を使って明日の予定を考えたり、過去を思い出したりしてもいいでしょう。明日電車に乗り遅れないで、友人の結婚式でこれまでの感謝とこれからの思いを語るために。


ただ、それは単なるイメージですので、それに固執したり、今ここから生まれるものより優先させたりする必要はありません。それがよく分かりました。


そして、今に集中することだけ大切にするので、ますます安心するし、段々と今ここの新鮮さや輝きを感じられるようになりました。




それが、私が本来の自分を発見したことの至福でした。



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本来の自分について~22年間自分壊しを続けた私~8

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