オーストラリア留学中にネット中傷被害に合い、裁判を起こした話(7)

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前編: オーストラリア留学中にネット中傷被害に合い、裁判を起こした話(6)
後編: オーストラリア留学中にネット中傷被害に合い、裁判を起こした話(8)

再び警察署へ

2月28日の朝、再び警察署へ行くため、私はトラムに乗って街の中心部へ向かった。

学校はまた休むことになってしまったが、この時はとにかく早く警察に報告しなければとそれで頭がいっぱいだった。


警察署近くのGloria Jeansでチェルシーと合流し、警察署へ向かった。


窓口で昨夜Facebook上での嫌がらせの件で来たこと、担当してくれたマイクに会いたいと伝えると、マイクがやって来た。昨日とは異なり、すごくフレンドリーで優しい雰囲気だった。

マイク
気分はどう?少しは落ち着いた?^^
全然・・・あの後新たな嫌がらせが判明したので報告に来ました。

私は出会い系サイトにまで私になりすましたプロフィールが作成されていたこと、Facebookの偽アカウントと同様に私の個人情報が晒されていたこと、その情報を見た人物から電話があったことを話した。マイクは真剣に話を聞いてくれ、今回の件がサイバー犯罪担当のチームに伝えられたことを教えてくれた。


ただ、問題があった。


Facebook上での嫌がらせも、出会い系サイトでの嫌がらせもDeanaがやったことは明らかなのに、確実にDeanaがやったことを示す証拠が無かったのだ。


私はもともと日本でIT関係の仕事をしていたこともあり、嫌がらせを行った人物の特定が技術的にほぼ可能であることを理解していた。ただ、それにも各関係機関に情報の開示を求める必要があるため、非常に時間がかかるだろうというのうがマイクの見解だった。

マイク
捜査の進捗は必ず君に報告するよ。ただ、事件の性質上、どうしても時間がかかってしまうことを理解してほしい。

そんなふうに言われてしまったら、何も言えないじゃないか・・・。

せっかく警察署まで来たのに、何も新たな進展はないままその場を離れるしかなかった。


決定的な証拠

警察署を出て、少し歩き始めた時、チェルシーがふと言った。

チェルシー
偽アカウントを作ったのがDeanaかって、私が本人から聞き出してやってもいいけど、どうする?

チェルシーは頭が良かった。

彼女自身、Deanaのことを嫌っていたにもかかわらず、無視はせず、かといって優しく接するということもなく、深入りしない程度に接していた。


まさかチェルシーが私と連絡を取っており、一緒に警察署まで行ってるとは思いもしなかったのだろう。チェルシーがDeanaにメールを送ると、すぐに返事が来た。

チェルシー
今日、FacebookでMamiが何か書いてたんだけど、面倒な状況になってるみたいね。あなたは何か聞いてる?
Deana
何が書いてあったの?
チェルシー
心配しすぎて全然勉強に集中できないし、メルボルン離れるかもだってさ。何もあそこまで酷い目に合わせなくてもね・・・。てか、Mamiってもともとはあなたの友達だったんでしょ?
Deana
私には関係ないことだし。
チェルシー
わかった、わかった。確かに、あなたには関係ないことよね。この話はやめよう。
ところで、最近はどうなの?もう何もかもが嫌だって気持ちはなくなった?人生悪いことばかりじゃないわよ。

Deanaは私が憎いということだけでなく、人生が嫌だと言うこと、消えてしまいたいということ、街で見かけた見知らぬ人の悪口(特に人種差別的に、特定の国の人たちのことを悪く言う)といったネガティブなことを頻繁に口にしていたので、チェルシーはこのように聞いたようだ。

チェルシーの優しい問いかけに対し、Deanaからは答えにならない返答が返ってきた。

Deana
そうね!Mamiがいなくなったらハッピーだわ。ほんとMamiがメルボルンを離れてくれたらいいのに。あの子には耐えられない。気持ち悪い!
Deana
チェルシー、あなたが言いたいことはわかる。でもMamiが憎いの。偽のFacebookを作ったのは私だって警察と日本領事館に報告したとか言ってたけど、日本領事館に何ができるっていうの?

前にも書いたが、2月のはじめにDeanaと揉めて以来、私は一度足りとも彼女に連絡は取っていない。

にも関わらず、偽アカウントが作られた26日の夜、Deanaから「あんたは私が偽アカウントを作ったって言ってるみたいだけど、私じゃない」というメールが来た。そして、今回また同じことを言っている・・・・本当にバカなのか・・・こんな人間に振り回されている自分が惨めで、くやしかった。


チェルシーは話を続けた。

チェルシー
私からしたら、女同士なんて常にいがみ合ってるみたいなもんだって感じだけど。一体何がきっかけで、そんなにMamiを憎むようになったの?
Deana
私のベストフレンドが私のことを嫌いになるよう、Mamiが仕向けたからよ!私に取って家族の次に大事な人だったのに・・・
チェルシー
それって、アイのこと?
Deana
そう、アイよ。私は誰に嫌われたって気にしない。でもアイは私にとって本当に大切な存在なの!

ここまでの発言をして、嫌がらせをしたのは自分ではないとよく言えたものだ。

チェルシーはさらにメールを続けた。

チェルシー
アイとずっと友達だったなら、アイと知り合ってまだ日の浅いMamiのせいで友情が壊れてしまうなんてありえなくない?
Deana
そう、ありえない。私がアイのことを悪く言ってるってMamiが告げ口したからこんなことになってしまったのよ!アイが約束に遅刻するっていつも私が文句言ってるって。そんなこと一度も言ったことないのに。アイが遅刻したって、私は気にしないわよ。

笑わせるな!!!!!!!!!!!!一度も言ったことがないだと????

まさに、息を吐くように嘘をつく。

おかしい、絶対にこの女は異常だ。


みんなの読んで良かった!