top of page

15/7/18

娘は第一次硝子体過形成遺産 ~障害 発覚~

Image by Olia Gozha

病院を無事に退院し実家に里帰り。早々に友人にも御披露目した。その時も「右目が小さくてさ。右目はパパ似、左目は私似だわ」なんて呑気に話していた。

娘が誕生して10日。

その日は電気が明るいリビングでミルクをあげていた。

その時ふっと娘の右目の中央が硝子の様に透けて見えた。

ドキッとした。

何故なら、ペットのリスが目を怪我して、全く同じ様になっていたからだ。

すぐに母に話した。そしたら母は光の加減のせいよ。気のせいだってっと言った。

その時はそれ以上突っ込んで話さなかったが、夜寝るときに気になってネットで検索した。

「目 光る 硝子」

そしたら出てきた文字が「網膜芽細胞腫」

目の癌だ。

画像を見ると娘と同じ目をした子供が出てきたからだ。

不安でたまらなくなった。

それから1日中検索した。

検索して娘と比較して「あぁ、やっぱり癌だ」「あれ?私の気のせいかな。癌じゃない。」の繰り返しだった。

親に心配かけてはいけないので、一人でずっと考えていた。息子にも涙は見せたくなかったので、一人風呂場やみんなが寝静まった時に泣いていた。

旦那は休みの日にしか会いに来れないので、実際に見れないのに話すのも悪いと思い、あまり深くは話さなかった。

だから、一人で不安と戦うしかなかった。

そして4日目。あるサイトで「フラッシュで写真を撮って目が光ったら注意」っと見つけた。

フラッシュをたいて撮ってみた。

娘の目がハッキリと透けていた。

その写真を見て私は泣き崩れた。



PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page