娘は第一次硝子体過形成遺産 ~病院へ~

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娘の目の異常に気付いて5日目。
疑惑が確信になっていたので、目が透けている写真をメールに添付し旦那に相談した。
癌ならば早急に治療をしなければならない。
とりあえず土曜に自宅近くの眼科に旦那と行くことにした。
娘は生後11日で眼科を受診した。
実家を出るとき、親に心配かけたくないので「自宅近くでお祭りやってて、パパが息子連れて行きたいんだって。私は娘と自宅に行って部屋の片付けしてくる。」っと嘘をついた。
父がバス停まで来てくれた。ニコニコしながら見送ってくれた。
そんな姿を見て、バスの中で泣いてしまった。
旦那と合流し、病院へ。
生後11日なのに病院に来なければならないこと。それだけで涙が出た。
検査のため娘だけ中に連れていかれた。
診察室から聞こえる娘の泣き声。
辛かった。
先生から「お母さんの気のせいよ」そう言ってもらえることを願っていたが、本来であれば半年以上待たなければいけない国立病院で、至急検査することになった。
やはり深刻だった。
「やはり癌ですか?」っと聞いたら「その可能性があります」っと言われた。
覚悟はしていたが辛かった。
ただ2歳になったばかりの息子がいたので、私も旦那もなんとか正気を保っていられた。
そして、その夜旦那と一緒に私の実家に帰った。
夕飯を食べたあと、両親に話した。
産まれたばかりの孫が目の癌かもしれないと言われ、ショックだったと思う。
母は私を抱き締めて泣いてくれた。
父は「大丈夫。一緒にみんなで育てていこう」っと言ってくれた。
その時の父の言葉は今でも忘れられない。

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