幸せな結婚などあり得ないと思っていたさとうなおみの思想とストーリー〔はじまり〕人とうまく繋がれない

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次話: 幸せのレシピ


みんな、そうなの?


ねぇ、みんなそうなの?って。


いつも誰かに問いたかった。


小さなころから、いつもわたしはわたしと会話を繰り返してきた。

ね〜、今、お母さん、、嘘ついたよ?

それでいいの?

ね〜、今、先生、、嘘をついたよ?

ねー!それ、本当なの?!


わたしはいつも混乱した。


真っ直ぐに見つめるわたしの瞳は

きっと、、大人達にはキツかっただろう、、


今ならそう思える。


幼い時に一度、母に


ねぇ、どうして大人になると嘘をつくの?


って聞いたことがある。


母は、わたしに

優しくこう言った。


”大人の社会があるからだよ”


って。




わたしは母を見つめてこう思った。

”それならわたしは大人になんかなりたくない”


って、そう強く願った。



わたしは今もよく、ブランコに乗るのが好きだ。


我が子から順番を奪い


思い切り思い切り空高くまでブランコを漕ぐと、


あの時みたいに


いつか、空を高く飛べると信じていた頃の自分になる。


高く高く、きっと飛べる。


この世界からわたしは居なくなれる。


ブランコに乗る様は我を忘れる恥ずかしい母親だ。


と、子供達の甲高い声で我に帰る。



そう、


わたしには、今、子供が三人もいる。


いつ生まれたのかは記憶にないが、、

ウソウソww


それは嘘だけど、

よく忘れる。笑


昨日、インドの人とお酒を飲んだ帰り道、、


ねー!!わたしって子供が三人居るように見えるの?って最後に聞いてみたら


見えない。本当なの、それ??


って言われた。






そのくらいもう最近じゃ、

意識や自覚がないのか、、、。


その辺は自分でもよくわからない。


ただ、わたしの子供達は、凄く天才児なことだけは、わかる。。






わたしが一番苦労しなかったのは

子供を信頼出来てることだといつも思う。

それは、どんな時も

どこに居ても、、


子供とは、真っ直ぐ

子供達とは、本当の”わたし”だったから。


そう、毎日、、

暴言を吐こうが、

機嫌が悪かろうが、


わたしの根源は、変わったことはなかったし、

今もない。


わたしは彼らを親友のように愛している。


何故だろう、、

大人と繋がれないのに、、

何故だろうって不思議だけど解るんだ。

感覚の世界なんだよね、きっと。


話が長くなりすぎる。笑

膨大で、まとめられない。


まとめるつもりもない。

ただ書いていこう。。。

私のわたしだけの思想の世界を・・・



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