生後6ヶ月の娘と夕方散歩して思うこと

著者: 甲 美沙
2015年1月、女の子を3108gで出産。
子育て真っ最中でいつも試行錯誤毎日。
授乳で寝不足。
おっぱいは飲んでくれずミルクになり落ち込んだり。
他人のちょっとした一言に傷ついたり。
なかなか寝てくれない娘を抱っこして2時間かけて寝かしつる毎日。
鏡をみて疲れ切った顔をみて落ち込んだり。
ストレスがたまり旦那の何気ない一言でイライラしたり。
洗濯物がたまり、掃除機もかけなきゃと思いながら娘がぐずるのでなかなかできない苛立ち。

今は夏だから日が落ちて娘を抱っこひもで一時間お散歩。
毎日代わり映えしない毎日。
娘と二人の生活。
昔はおしゃれしていろんなところに旅行に行っだなぁ。
そんなことをつまらないこと考えながら娘を見た。
彼女は夏の夕日を見ながら笑っていた。
こうやって彼女を抱っこして過ごせる日はあとどれくらいできるだろう。
娘と私で昼間ゆっくり過ごせる日々はあともう少し。
彼女も幼稚園、小学校、中学、高校、大学。
そして就職。自分の世界を持つ。
私に嬉しそうに笑って、抱きついてくれる。
娘の成長はもちろん嬉しい。
私の手を離れていくのも淋しい。
少し感傷的になりながら娘を抱っこして夏の夕日の下で家に帰る。
寝ていた娘はベッドに下ろすと寝返りしながら笑う。
寝かしつけなきゃと抱っこして2時間。
娘を寝かしつけた。

母親の言葉を思い出す。
子育てなんてあっという間だったよ。
でもとても楽しかった。

いつか私もそう思うのかなぁ?
今の時間は辛い時もあるけど嬉しい。
明日も一緒に遊ぼうね。
元気にミルク飲んでね。
寝返りいっぱいしてね。
生まれてきてくれてありがとう。
一緒に成長させてね。

ゆっくりおやすみ。 

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