小学生中学年の思い出

著者: 鯛下 文太

若い女の担任


小学3年生がはじまってすぐに担任が産休で教育実習中?の若い女の先生が代わりに担任になった。


そのとたんにみんな(特に男子)ナメてしまってまったく先生の言うことを聞かなかった。

でもすごく綺麗な人で生徒から人気もあった。

休み時間は児童が先生の周りにいつも何人か集まって、うれしそうに話をしていた

おれは、その先生によく妹の話をして その先生はうれしそうにその話を聞いてくれた。

3年生の学期末にクラス全員の詩集の中から、おれの『妹』の詩を保護者用のプリントに載せてくれたときはうれしかった。

おれの学生時代の中で数少ない好きだった担任の一人だった。


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