Bride of Japan 2015ファイナリスト 橋本有未 志望動機

著者: Bride of the World Japan

BOJを知る切っ掛けは、恩人の愛が作ってくれました。


ある日、

「素敵なミスコンテストがあるからウェブサイトを一度見てみて!」と

連絡を受けたのです。



そう教えてもらったものの、その時はコンテストに参加する自分が想像できず、

「人前で話すのも苦手で、写真撮影の際にも一番後ろに引いてしまうくらい引っ込み思案な私が、

コンテストで誰かと競うなんて」と、思っていました。



実は昨年から、やっとの思いで憧れだったモデルとしての活動を始めたばかりなのですが、

ブライダルのお仕事をいくつか頂いた事もあり、

かねてから憧れていた桂先生のドレスを着てショーに出られたりしたら素敵だな、と

興味本位でウェブサイトを拝見したのを覚えています。



ところが、BOJのことを知っていくうちに、

不安だった気持ちを忘れ、強い関心が湧いてきました。

私の想像していた、所謂「美の闘い」といったような

イメージのミスコンテストとは全く違っていたのです。


BOJのテーマは、


「家族・文化価値・時間」の大切さを永遠に守り、伝えていく日本の美しき花嫁


です。これを知り、


文化を象徴する結婚というテーマを通して、

日本の精神であるおもてなしを体現し、

その素晴らしさを世界へ伝えていく・・・


そんな素敵な女性像が思い浮かび、自分もそうなりたいと思いました。


そしてBOJの事をもっと知りたくなり、

自然と過去の写真や動画や活動を、どんどん見てゆきました。

禅やファッションを通して大切にしてきた自身の精神と共通している部分も多く、

とても共感しました。


見ているうちに、


「私に何ができるだろう?」

「人のために何かできる人間に、どうやったらなれるだろう?」


と想像するようになりました。そして、


「自分を見つめ直し、思いを発信できるような人間に成長したい」


と考えるに至りました。そこから何度も何度も考えて


「今、動く時かもしれない」


と強く思うようになっていったのです。





ところで、私は14歳の頃に重い病気にかかり、命が危うい状況になった経験があります。

当時はとても苦しかったハズなのですが、

今となっては、とてもよい経験をした、と捉えています。


当時、家族がとても心配してケアしてくれたおかげで、

強い不安に苛まれる事もなく、温かい気持ちに包まれながら過ごすことができました。


そんな日常で、生きている事って本当に不思議で、だけど本当に有り難い事なんだ、と

拙いながら納得することができたのです。



今までの人生を振り返ってみると、いつも家族が、

愛と温もりに包まれた「当たり前」を作ってくれていたな、と思います。


実家から出て自立し、ずいぶん経った今でも、

家族に会うと変わらぬ温かい愛を感じますが、

これはずいぶんと偉大な事のように、改めて思います。



「偉大な家族に育てられた私だからこそ表現できる事もあるかもしれない。」


「これまでご縁を頂き支えて下さった方々に、恩返しができるチャンスかもしれない。」

「今はまだ未熟な私でも努力すれば多くの方々の力になれるかもしれない。」


「日本の精神や魅力を自分らしく発信することで、

 世界の友好や平和に繋がる活動が、私にもできるかもしれない。」


沢山の思いが溢れて、今までにない高揚感を覚えました。



「引っ込み思案で波風ない平穏な日々が幸せだった私だけど、

 ようやく自分の意思を押し通して、成したいと思えることに出会えた!」


と不安だった気持ちを忘れ、応募する事を心に決めている自分がいました。


世界がカラフルに動き出した瞬間でした。





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