★天使になった我が子に会うまでのお話。ー葬祭業で培ったスピリチュアル思想で乗り越えた❓家族崩壊・妊娠中絶・異常妊娠・誕生死・マタハラ・子宮頸ガン後遺症・不妊治療・動物愛護ボランティア活動はじめる。を経験した話し…【誕生死編①】
胎児の病気が発覚してから、その時感じた事や、スピリチュアルな体験や、私達夫婦のとった行動を赤裸々に書き綴っています。【誕生死編①】です。
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長い春を経て入籍
24歳の秋、長い長い交際のち、彼と二人で婚姻届を出しに行った。結婚指輪を買いに行き、普段行かないようなビルの最上階のレストランで二人だけのささやかなお祝いをした。
彼と出会ったのが、高2の夏。私がアルバイトする地元の創作料理店に彼がお客さんで、やって来た。9歳年上のイケメンの彼に、私の一目惚れでした。常連さんの、しげさんに協力してもらい交際がスタートしたのは、その年の秋だった。
彼も霊感体質なのか?始めて私を見た時、白いオーラが身体から滲み出ているのを目撃する。
彼はずっと私を見守り、8年間支えて来てくれた。同棲もすでに始め…数年経っていたので
新婚気分は味わう事なく…晴れて私は人妻になった。
そして…この先、迫りくる、いくつもの障害、困難をまだ知る余地もなく。
神の道しるべ
24歳の秋に入籍してからも、私は近くの葬儀会館でアルバイトを続けた。
週5でバイトして、晩御飯を作るのが億劫で、働きながら家の事を完璧にするのって難しいなぁ~
と感じていた。そしてある時、ふと思った。
でも、居心地の良いこの会社を辞めようとは思わなかった。
むしろもっとここで頑張りたい!と思っていた・・・その時は。
今思うに、この時、私の心のうちを神様がそっと覗いていて人生修正したかの様に感じる。
天からの贈り物
入籍して、そろそろ結婚式と披露宴の準備しようかなぁ~と思っていた頃
もの凄く高エネルギーなスピリチュアルな体験をする。
ある夜、ベットの上でボーっとしていると…ふと讃美歌が聴きたくなった。
私はクリスチャンではないけど、以前の仕事場でよく耳にする事が多くそれがきっかけで、讃美歌を聞くことが好きだった。
夫に、スピーカー持って来てもらい…好きな讃美歌の
「賛美歌320番 主よみもとに近づかん」
「讃美歌312番 慈しみ深き」
をベットに横になり、聞いていたら何故か?
今まで味わった事がない程…
愛に満たされファ~ッと、とても幸せな気持ちになり…
すーっと、涙が頬を伝って流れた。
音楽を聞いて涙をする事などあまりなかったが、この時は不思議な感情だった。
愛に満たされ、神を感じた。
私は、この時もしかしたら?天から大切な贈り物を授かったのでは?と思っている。
そして、私はある夜、夢を見る。
「大きな鯉の滝登りの夢」印象的だったので夢占いで調べると…
:女性がこの夢をみると、妊娠の知らせかもしれません。その場合、産まれるお子さんは男の子の可能性が高いでしょう。鯉が大きいほど、あなたに吉運を持ってくるお子さんとなります。
と書かれてあった。
そして…そして…私は妊娠していた。
2度目の妊娠
二十歳の時、自分の若さから妊娠中絶を経験している。その時に手術した後、自分の中で決めた事…
それは次、妊娠したら絶対産む!と決断していた。
私は、妊娠したとわかり正直、動揺した。今までの生活の変化、母親になると言う事…
怖くて泣いた。
今まで、子供が欲しいと思った事がなかったから。でも産むという選択は自分との約束。
それは、人として絶対に、これ以上、妊娠中絶はしてはいけないと潜在意識で思っていたからだった。
同じ過ちは、私は繰り返したくない
はじめまして、こんにちわ。
検査薬で妊娠がわかると、夫に付き添ってもらい、すぐに近くの産婦人科病院へ行った。
エコーで小さな胎嚢を見た、心臓も動いていますと説明を受ける。妊娠2か月だった。
やっぱり…妊娠していた。胎嚢を見るのは、二度目で同じような形をしていた。
夫は喜んでいた、彼も中絶経験で、後悔していてたのでずっと、赤ちゃんが欲しかったから
2011年の12月だった。
アルバイトは・・・
妊娠初期で悪阻もあり、しんどかった。でも落ち着いたらバスで本社での事務仕事でもしなよ。
と言って下さったのだが…
やっぱり責任持てないから休めと言われた。
まだ働けたし私は、休みたくなかった。
休めと言われれば、休むしか仕方なかった。気持ちとは裏腹に…
どんどん自分のやりたい事が出来なくなって行く…そのもどかしさが辛かった。
定期検診妊娠5か月で
始めの産婦人科では、医院長がご病気のため診れないと言われたので、上司に紹介してもらった
車で30分ほどの産婦人科で定期検診を受けることになった。
夢占い!当たってる!やっぱり!と思った。
そして、いつもの様に、夫に付き添ってもらい2~3回目の定期検診で夫にも、赤ちゃんを見せてあげようと思い…
初めて診察室に一緒に入った時だった。お腹にエコーをあて医師がじっと見つめる…
いつもより真剣な面持ちだった。
私が、話しかけるも…じーっとエコーを見ている。そして、内線で違う産科の先生を呼び出す。
え?え?なになに?と思っていた。夫も???
違う医師が到着して、医師二人でエコーを見て何やら話している…
そして…告げられた事は
むくみ??
もらった紹介状は、密封されていたが夫が、ハサミで空け中を見てみると…
「胎児水腫の可能性あり」と記載されていた。
どうしょう・・・大丈夫なのかな?
心配で心配でずっーっとその事だけが頭の中を駆け巡る日々。
この時、異常妊娠の兆候として、お腹がもの凄く張っていて、張り止めの薬も飲んでいた。
その日は、神前式の打ち合わせがあったので、病院を後にした私達は神社に向かう道中でも…
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