百姓への道(5)マンションのベランダ

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 一応、家はマンションの最上階、周りを遮る建物はない。眺望は申し分なく、日当たりも良いものと思っていた。

 しかし、微妙にそうでないこともわかってきた。

 まず、コンクリートの壁だからということ。せっかく太陽が南中していても壁の下に置いていてはずっと日陰のままだ。これでは育たない。ゴーヤー栽培はこれで失敗した。

 ということで、今は脚立を使って、日のあたりの良いポジションにプランターを置くようにしているが、そのうち、プランター用のラックが必要になってくるかもしれない。

 また、高層階ということで虫が飛んでこない、それは良いことだが、代わりにハトが住み着いている。そのため、ハトの食事になるようなものは作れないし、ハトの進路になるような所にはプランターは置けない。もしそういうものも作るなら、防鳥ネットが必要になってくる。

 あと、これはどうしようもないことだが、天候不順による慢性的な日照不足。こればかりはどうしようもできない。植物活力液ではカバーできない。とにかく異常気象はやめてくれ!!と願うしかない。



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百姓への道(6)日光力

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