Bride of Japan 2015ファイナリスト 佐々木瞳 志望動機

著者: Bride of the World Japan

私は「光が届いていないところに、スポットライトを当てられる存在になりたい。」と思い、

このコンテストに応募しました。 

2010年に福島県の放送局にアナウンサーとして入社し、

その翌年、東日本大震災がおきました。

震災を通して、

私は、「生き方」「自分自身の役割」「人との繋がり方」を

強く深く考えてきました。

そのきっかけとなった出来事の1つは、

震災直後に話したある女性の言葉でした。

震災直後、人も物資も届きにくくなっていた沿岸部エリアの女性に

電話インタビューをお願いした際、

彼女に「あなたはここで何が起っているのか知っていますか。

すべてがながされてしまったのですよ。

ちゃんときて見てください。」と言われました。


「何も見ていないのに伝えられるわけがない。」

と気づかされ、すぐに沿岸部に向かいました。

その時の景色は忘れることは出来ませんし、決して忘れません。


その時から、自分の目でみること、経験することを大切にしています。

そして昨年「もっと福島県内外の方々にも東北の現状を発信していきたい。」

という想いもあり、フリーに転身しました。


その震災から5年目となった今、

東北の声は徐々に届きづらくなっているように感じています。

被災地はもちろん、そのように届きづらくなっている様々な声を発信できる

存在になりたいと思っています。


Bride of japanでは、

難民・孤児支援チャリティ財団Runway for Hope をサポートし、

今年2015年のプロジェクトは東北の震災により

ご両親をなくしてしまった子供たちに美しい世界を、

そして明るい未来・希望を持つきっかけとなるようアメリカ・オレゴン州への

留学・ホームステイ提供に共感したことも応募のきっかけとなりました。


そのような想いで参加したこのコンテストですが、

進んでいく中で得られていることが多くあります。

1つは、Bride of japanのテーマでも掲げている「家族」。

家族との接し方、家族の中での自分の存在、

将来の家族のイメージなど、このようなきっかけを頂いたからこそ、

改めて考えられるのだと思います。

また、日本の文化を改めて知れる瞬間もあり、

着付けを習っている身として着物の魅力の深さも再び感じることが出来ました。


「家族・文化価値・時間」の大切さを日本のみならず世界に伝えていくことを目的に、

“日本人女性として最も美しい花嫁”を目指すこのハートフルなコンテストに

参加出来ていることに感謝すると共に、コンテストを通じて、

ロールモデルとなる女性になれるよう大きく成長したいと思います。







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