結婚相談所をスタートさせて、初めて大泣きした夜 第4回(最終回)

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後日、彼女には全額返金をした。もちろん退会をしてもらった。


と、書くと彼女が悪いように見えるが実はそうではない。

当時は、

こんな女最低!


としか思わなかったが、本当はそうじゃない。

私の仕事が不完全だったから起こったことなのだ。

お客様
この歳なので



という言葉にひっかかりながらも、対応を完全に間違えていたのだ。

この女性は、おそらく普段、周りの人たちから「私がこの歳だから、あなたも私に相手を選ぶ権利がないと言うでしょ」と投げかけているのだ。「理想が高いから結婚が出来ないのよ」とか、「40歳も過ぎて独身ってどこか(異性が引くような)くせものだったりするのよね。」とか、そういう言葉や空気のシャワーを浴び続けている。


いくら平気なふりをしていても、知らない間に自信を失っていく。本当に私はもらってもらえるだけで十分な存在なのかもしれないと、自分の夢や願望を語ることをやめる。周りの人に心を閉ざしてしまうのだ。


この歳だから選ぶ権利はない


なんて本当は腹の底では決して思ってはいないのだ。ただ、周りの反応を恐れて自分の理想を言わなくなっただけなのだ。

プロの結婚相談所の相談員ならば、

結婚って納得しないと出来ないものだから、もらってくれれば誰でもいいなんてことはないんです。本当に素敵な人を選びたいから、希望の人を教えてもらえないでしょうか


と、説得をして、根気強くお客様に聞かなければいけない。


たとえ

ハンサムで社会的地位があって、教養がある人


と言われても否定してはいけない。むしろ、具体的なイメージをお互いに共有する。

紹介の時には、

ちょっとハンサムっていうところは違うかもしれないけれども、こういう人がいますよー


などと、具体的なイメージを受け止めながら紹介をしていくのがプロの仕事なのだ。


お客様が、自分を押し殺して、無理に妥協をしても、結婚はできない。理想が高すぎても結婚できないけど、妥協しても結婚できないならば、妥協しないほうがマシなのだ。


どんなに厚かましいと思われても、結婚相談所も含めて、婚活協力者には、理想は語っておくことをおすすめする。嫌な顔しながらも、探そうとしてくれるから、ぜひトライしてみて欲しい。


8月10日に出版が決まりました「となりの婚活女子は、今日も迷走中」(大西明美著、かんき出版)

Amazonでのページも出来まして、いよいよ船出ですm(_ _)mm(_ _)m

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