よく一人で歩いたよ


久しぶり 君は元気かい

今日も君は 話すこともできなかったね

だから 僕がただ話そうと思うんだ

前にも話した想いかもしれないけどね


そう この世界は

僕と君がいる世界は

なんて理不尽なんだろうね


君も、僕も、その世界を変えたっくているのに

その世界は、相も変わらずに 僕らを取り囲む

ただ ただ良くなりたいだけなのに

周りから後ろ指を指されてみたり

そして 君が そうなんだよ 君自身が

自分に後ろ指を刺してしまうんだ

そりゃあ 心も閉ざしてしまうよ

あんまりだよ


なぜ 物事は上手くいかないのだろう

なぜ 生きることが こんなにも

冷たくて 寂しい風となって 向かってくるのだろう

ただ 自分で在りたいだけなのに 


君も 僕も 年月が過ぎ去り

大人と言われるものになったのかもしれないけれど

心は 生まれた時のまんまで 子供なんだよ


もう一人ではどうしようもない所まで来た

もう、行き過ぎてしまったんだよ

君が思う以上に さ

よくそこまで 独りきりで歩いたね

そうだろう?

もう十分じゃないか

夜道では 道を照らす灯が必要で

冬には 体を温めるコートも必要なんだ

それは 弱さじゃないのだから


弱さ としてしまえば

僕たちは すべてを否定して生きていかなけりゃいけない

そんなの望んでいないじゃないか

誰もいなかったら 僕も 君も いないのだから

今日は 今日くらいは

誰かに 助けを求めても罰は当たらないし

助けが必要な時なんだ

そこまで 一人きりで歩いたんだ


僕は 君とまた話がしたいんだ

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