大事にされたい女の婚活が長くなるメカニズム 第2回

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著者: 大西 明美

会話とLINEのポンポンには一つ大きな違いがある。

それは、同じ空間の中にいないことだ。


会話であれば、二人がその場にいるからポンポンやりとりをすることは相性を図るバロメーターになる。


一方、LINEは同じ空間にはいない。部屋にいるのか、職場にいるのか、トイレにいるのか、お風呂にいるのかわからない。明らかなのは二人は同じ空間にはいないことだ。必ずしもポンポン出来る状態ではない。


特に致命的なのが、仕事がデキる男はLINEでポンポン出来る時間なんてほとんどない。言い方が悪いが暇でまったりする時間が長い人じゃないと無理だ。

彼女はポンポンを求めるあまりに、仕事が出来る男とのチャンスをつぶしている。


一日でも早く結婚をしたいはずなのに、自分で可能性をどんどん削っているのだ。


なぜ、こういうことが起こるのか。

私は、彼女と話し合いをすることになった。


あなたの断わる理由について非難するつもりはありません。そのうえでお願いしたいことがあるのです。
お客様
はい。なんでしょうか。
お返事が来るのを1週間ほど待ってもらうことは出来ないのかなというお願いなのです
お客様
1週間ですか?!ええ…


彼女はかなり渋い感じの顔になり、下を向いた。

私は続けた。

何故かと言うと、次にすぐに紹介を出来るとは限らないので、結局次の紹介まで2週間とか3週間、もしくは1ヶ月かかることもあるんです。そうすると、男性からの連絡を1週間待つほうが、時間がかからないんですよ。
あ!!!本当ですね!!でも、理屈ではそうなんですけれども・・・


彼女は、頭では納得した様子だけれども、まだいいたそうだった。

私、待たされるのって大事にされている気がしないんですっ!!結婚している友達を見ると、最初は良かったけれども本当に旦那さんに大事にしてもらっているのかなって思う子もたくさんいます。私は、『ここまで待ったんだから、大事にされる結婚生活をしたい』って思うようになりました。


な、なるほど!!!!

『大事にされているかどうか』を『時間』というものさしで図っているということなんだっ!!!

私は思い切ってメスを切り込むことを決めた。


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大事にされたい女の婚活が長くなるメカニズム 第3回