デブでブス、加えてバカな私が30歳までに経験した話
私を一言で言うと、「変」。
物心つく頃にはすでに太っていて
似ている芸能人はいない。
初めての恋は、小3の時
きっかけはもう思い出せないけれど、6年間好きでいたせいか未だに夢にでてくる。
この頃、覚えてることと言えば、トラック運転手の父親に煙草を買いに行かされたり
怒られるとリモコンなど、物が飛んできたり
季節関係なしに素足で外に出されるなど、楽しいことは覚えていない。
他は、学校が終わって帰宅し、おこづかい100円をもらうと
近所のスーパーのプレハブで、片腕がないおじちゃんの焼鳥屋で一本80円のカシラ(塩)を買って食べること
公園に行けば、下を向いて小銭を探すこと。
10歳になった2月12日は雪。その日の夜に、仕事中の父親がスリップ事故でなくなった。
母親は病院に向かったが、私は寝るように言われた記憶がある。その後父親をみたのは棺桶の窓から。
悲しくはなく、お通夜の日の夜には
準備していたバレンタインのチョコレートを使って、苺のチョコレートがけを作った。
告別式には、火葬場の炉へ入った父親が焼かれるのを小窓から覗き、体が動くのをみて、生きているのかな?と思ったり、お墓に入っても涙が流れることは1度もなかった。
中学に入ると、頭が悪いのは加速し、体重も右肩上がり、好きな人には彼女が出来る。
私が彼を好きだったことは、態度に出ていたので、本人や周囲にバレバレだったが、告白しないまま初恋は終わった。
次に好きになった人は、臨時で入った英語教師だった。英語は私が1番苦手な教科。
好きな英語教師の顔を初めてみた弟は、「半魚人」と言ったのを、今でも覚えている。
同じ英語教師だった担任の先生に教えてもらって、交換日記をしたり、卒業間際には告白もした。
返事は、「こんなおじさんよりももっといい人がいるよ。ありがとう。」
16歳になった私は、県内でも有名なバカ校に入学。話題になったビリギャルの偏差値が39とあったけど、この高校は40と、余り変わらない。
1番最初の数学の授業で一桁の掛け算九九150問。
1番最初の英語の授業はA→Zまでを、大文字・小文字で書く。
これが、間違える人多数。私のその1人。そんな高校。
この高校で、初めての彼氏ができます。9ヶ月で別れますが。
とりあえずここまで
需要があるようでしたら続きます。
ろくでもない話でしたが、読んで下さりありがとうございました。
著者の川上 ゆかりさんに人生相談を申込む