26.自分の作品の紹介の仕方
押し売りにならないように、興味をもってもらえるように
いろいろと苦心しますよね(;'∀')
せっかくの優雅なあなたのお城、女主人のあなたが遊びに来てくれたお客様へ
「これ、いかがです?素敵なのよー」
なんてぐいぐい言っていたら台無しです。
もちろん、通販やカタログ販売みたいに、スペックをきちん書くのも大切です。
そんなご紹介ページはご用意しておくとお客様にとっても、丁寧で安心できます。
◆価格、サイズ、重さ、仕様などのテンプレートを作っておくと、やりやすいでしょう。
日々の情報アップと並行して、新作または旧作、自分のお品をアップしていきますが、
この時にそのスペックだけをつらつらと書くページにならないように気を付けましょう。
自分がどんなところにこだわったのか、
どこを見てほしいのか、
どんなシチュエーションで使ってほしいのか、
どこあたりに苦労したのか、
どんな思いを込めたのか、
まるで独り言のように、夢想のように、あなたの思いをつづってください。
何度も書きましたが、
格安だとか、割引だとかを訴えて売ろうとするのは大変に危険です。
あなたの大事なお城が崩れる、負のスパイラルが始まってしまいます。
また、どこかに比べて安い、質が良い、のような比較もしないほうが良いでしょう。
その「どこか」は、あなたのお客様と密接につながっている可能性があるのです。
あなたの作品は、好きな人は好きなのです。
自信を持っていてください。
1万人の集客があった大々的なイベントに参加した時の話です。
家電のイベントだったのですが、一部分のブースが空いてしまったために農産物のコーナーができていました。
高級メロン1玉5000円を1玉1000円で特売していたのです。
が、まったく売れません。一生懸命売り込むのですが、誰も足を止めないのです。何十万円もする冷蔵庫や掃除機はバンバン売れるのに。
最後にはメロン売りの兄さんは怒り出してしまって、
「こんなひどいイベントは初めてだ!! 二度と出ない!!」と叫んでいました。
興味のない人には、いくら言っても、興味を持ってくれることはありません。
けれど、たとえ今はあなたの作品に興味がなくても、いつかなにかでふっと思い出して、
面白いつながりが生まれるかもしれません。
押し売りをしても、いらない人はいらないのです。
けれど、それはあなたの作品が悪いわけでも、相手が悪いわけでもないのです。
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