【本当に疲れたビザ取得@コンゴ大使館】3
パスポートを持たれたまま大使館を後にした係員、大使館長はパスポートを係員が
持って行っていることよりも私の態度に怒りをぶつける。もう何なの?
普通に私、今ザンビアにいてて自分の身分を証明するものがないまま一日過ごさないと
いけないのですが。。。
次の日の朝,雨がしとしと降る中をホテルまでスプリンターで迎えに来てくれたKKと大使館へ向かっていた。私は「今日今回また何か問題が起こったら,もう今回絶対に
コンゴには行かんで。」とkkに伝えまたあの緑黒い扉が開くのを待っていた。
すると9:45分位にあの係員の乗ったグレーのマーク2が正門から大使館内に入っていくのが見えた。
それと同じくらいに扉が開き,私たちを中に入れてくれた。
「一体何を奴は言うのだろう,また口論になるのかなあ。。」とか考えながら,大使館内に
入り,``携帯禁止``の張り紙のある部屋でKKと共に待っていた。
例の係員が出てきて「ビザ出来てるよ,取りに来なさい。」と静かな口調で言われたので
ちょっと「雨降って地固まるかな?」と思い受け取り口に向かうと,「はい,パスポート,
印とサインはしてある。これで大丈夫,でも君の昨日のあの態度はなんだ!!,こっちは
君のお願いを聞いてあげてるのに何だってあんな態度をとったんだ!本来なら,君の要望は
却下だよ!!」とまあ,昨日3時半以降に取りに行ったのにその時間の相違については全く触れず,
怒りをぶちまけてきた。私は「それはそうと3時半以降に来いって言ったのにいてなかったやん、
あれで1泊余計に泊まらんとアカンようになったんやで?あんたはボスに違うこと話したみたいやけど。」と返した。「3時半までに来いって言った。間違いない。絶対だ。だから君はボスに怒られたんだろ」と係員は引かない,憤怒が溜まりだした私は「KK,何とか言ったってや,このおっさんに。俺ら聞いてたやろ。3時半以降に来いって。」と思いながらkkを見た。KKは「KEN,堪忍や,頼むからこの場は引いてくれ,頼むわ。」と、せがむようにこちらを見つめている。「自分がここでまた言い争いを
し続ければ間違いなくKKが今後コンゴに戻る時にややこしいことになる。」と考え,恐らく顔が真っ赤になってたであろう自分の気持ちを抑えながらふあ~と一息はいて、「昨日はすみませんでした、ちょっと態度改めます。」と係員に伝え,入国ビザの印の押されたパスポートを受け取った。
「とにかくこれでコンゴに行ける。。。。」はあ~っと深いため息をついていると、係員が、「君は
何者でコンゴで何をするんだと,前回のような尋問的ではない,本当に不思議に思ったような感じで
訪ねた来たので,こちらも「私は日本の中古車を売っていてKKもそのお客さんの1人,今から
コンゴにいてるお客さんに商談しに行くところです。」と答えた。係員は驚いて、「なんだあ~、
そうだったのかあ、いやいや、それならそうとどうして最初から言ってくれないんだよ~。
俺のマーク2いくらぐらいする?,名刺ちょーだい,ちょっとあの門番も呼んでくるわ。あいつも
日本車探してたから。車俺に安く売ってな?また来てくれたらもう俺が次からこの
申請書書いてやるから。」とまあ,とんでもなく素早い態度の変わりようで愛想を振りまいてきた。
もうビザもパスポートも返してもらったから適当に相手をしてKKと一緒に大使館を出た。
KKに「確かに俺らは奴が15:30以降に来いと言ったのを聞いたよな!?と帰り道確認すると,「あそこでは言えなかったけどそうやった。間違いなく俺らは15:30以降に来いと聞いた。でもさっきは
昨日のボスの時と一緒で立場上,俺は何も言えんかってん,よく我慢してくれた。」と労ってくれた。
これでやっとコンゴに行ける。。。今度こそ。行きはこれで何とかなった。
でも,そう,今度は帰りにコンゴにある「ザンビア大使館」でコンゴからザンビアへの
入国申請をしないといけない。な~んか嫌な予感がしつつも今は今後へ入国できることで
いっぱいでそこまで考える余裕はなかった。そして,毎度毎度の揉め事がやはり待っているのである。
読んでくれてありがとう。
また書きます。
KEN
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